最近、しっかり休みがとれても趣味のプログラミングする気力が湧かない(-_-;)
そこで次のような論理クイズ作ってみました。暇な人考えてみてください。

男が悪魔の召喚に成功し、契約を持ちかけた。
「魂と引き換えに、永遠に死なない肉体をくれ。」
悪魔は答えた。
「不死を与えたのではお前の魂を地獄に持ち帰ることができない。それは不公平というものだ。これではどうか。」
そう言うと、悪魔は２本の液体が入った瓶を男に差し出した。
「２本のうちどちらかにはお前が望む不死の薬が入っている。別の瓶に入っているのは飲むとたちまち死に至る猛毒だ。
　どちらでも好きな方を飲むといい。さぁ、どうするね？」
男が手にとってみると２本の瓶にはラベルが貼ってあり次のように書かれていた。
１．「この瓶には毒が入っている」
２．「どちらか一方にのみ嘘が書いてある」
はたしてどちらを選ぶべきか・・。

２が本当だったら、１はウソで毒が入ってない。
２がウソなら、矛盾が生じ（ウソということが当たっている）、２は本当のことしか書かれてないことになる。
又は２がウソなら、どちらに何が入ってるのか分からない。確率は５分５分。
しかし、悪魔の考えることだから両方に毒が入っているのは確実。

2もそれぞれの瓶に書かれているのでしょう？
「どちらか一方にのみ嘘が書いてある」→「どちらか一方は本当のことしか書かれておらず、もう一方は嘘しか書かれていない」というふうに解釈するなら、両方とも毒は入ってない。

どちらか毒だとしたら、入ってないほうは1が嘘なのに2が本当になってしまう
どちらも毒だとしたら、両方とも1が本当なのに2が嘘になってしまう

ラベルが貼ってあるだけなのであって，悪魔はそのことになんら言及していない．
すなわち，その文面の真偽がどうだとかという話自体が存在しないのだから考えるだけ無駄．
例えば，瓶に全く別の文言：
「おCAT様」
「テッサロキニ」
とか貼ってあったとして，それは選択の際に考慮すべき事柄か？　って話と一緒．

私が思う正解(?)も
> しかし、悪魔の考えることだから両方に毒が入っているのは確実。
これ．

＃悪魔をもう１体召喚して，死後の魂と引き換えに瓶の中身を鑑定してもらおう

「男が悪魔の召喚に成功」した時点で悪魔は男に従属するので、悪魔が男に対して不利益になることはしないというのが悪魔界のルール。
それに反したら、悪魔の世界に居場所がなくなってしまうので魂を奪う意味そのものがなくなる。

「魂と引き換えに、永遠に死なない肉体をくれ。」という契約を請けてしまったら悪魔は必ず遂行しなければならない。
であるから、悪魔は男に契約を撤回させるか内容を変えさせるしかない。
悪魔は「どちらかには」入っていると言っており、「どちらか一方だけ」とは言っていないし、「別の瓶」とはこの2本の瓶とは別の瓶という意味と解釈できる。だから悪魔の言葉にも嘘はない。

召喚した悪魔は裏切らない。
裏切ったり奪ったりするのは天使というのが定番。

脳死状態の場合だと，魂の扱いはどうなるんだろう？

さすがに皆さん、悪魔の仕掛けた罠には引っ掛かりませんね。
すこしお話のすそ野が広がりすぎている感はありますが、仕方ありません。
もともと正解のないクイズですので(;^_^A
休みにはいってちょっと余裕できたらレス書きます。

召喚された悪魔が従属するのはあくまで(シャレじゃないよ)契約の遂行に影響する事柄に限られる。
だから、契約の内容は慎重を期さなければいけない。
隙があればそこに付け込まれる。

永遠に死なない肉体を手に入れた男が乗った旅客機が海上で事故、男は機体の残骸と共に深海の底へ。
何も見えない、助けも来ない、残骸に押し潰され、息もできない・・・でも永遠に死なない
といった結末も定番ですね。

創作の世界ではよくあることですが、究極の契約である悪魔召喚に成功するような者が、「永遠に死なない肉体をくれ」といった幼稚な契約を持ち掛ける点がいちばん矛盾している。
ただ、そういう人物がいないとエンターテインメントにならない。

取り敢えず、正解というわけではないですがその後の展開を書いておきます。

２本の瓶のラベルを読んだ男は次のように考えた。
もし２が本当なら嘘が書かれているの１であり、不死の薬が入っているのは１の瓶ということになる。
２が嘘なら、どちらも本当かどちらも嘘ということだが２のラベルが嘘という前提だからどちらも本当ということはありえない。
どちらも嘘ならやはり不死の薬が入っているのは１の瓶ということになる。
男は意を決して１の瓶の液体を飲んだ。
しかし、残念ながらその瓶は毒の入った瓶であった。男は誤りに気付く間もなく絶命した。

＞どぶろくさん
ほぼ私の期待した論理展開でした。矛盾を排除せず、罠に引っかかりませんでしたね。

＞ISLeさん
誤解や解釈の齟齬のないように意図した内容を伝える文章書くのはなかなか難しいですね。
あまりに厳密に書いてしまうと読み辛くなるし(-_-;)
悪魔が召喚者の不利益になることはできなくなるというのは考慮にいれてませんでした。
そういえば、こんな風に契約内容を悪魔側から変えてしまうというのはどうなんでしょう？
契約そのものが無効になるんでしょうか。

＞usaoさん
いつもお付き合いありがとうございます(^▽^)/
書いている内容と瓶の中身は無関係。確かにその通りです。
だからこそラベルに書かれている文章に矛盾が生じるわけですね。
別の悪魔に鑑定してもらう案は素晴らしいですね。

一方の瓶のラベルには「この瓶には毒が入っている」と書かれており
もう一方の瓶のラベルには「どちらか一方にのみ嘘が書いてある」と書かれている
ということなのですね。

悪魔の召喚に成功したと思ったら天使が気まぐれに現れただけだった、ということに気付かずに裏切られる(そもそも契約できてない)、というのはよくある展開ですがそれは召喚の失敗ですし、嘘つきで有名な悪魔というのはいますけど、人に取り憑いて嘘をつかせるというやつで、裏切るというイメージではないし。

すみません。
悪魔が嘘つきというイメージがありませんでした。
わたしには絶対に解けないクイズでしたね。

(追記)
ラベルの件がまったくの無関係と同じ感じで、「悪魔の召喚に成功し」と書いてあるが実は失敗してたんですよ、というふうに考えればいいのか。
「わたしには絶対に解けない」は誤りでした。