ついに帰れない日がやってくる。
次の日の終電まで働くとかもうね、風邪ひきそうですよ本当に。
世間では寝ないで徹夜作業することを「完徹する」というそうです。
私は自分の部屋の布団の中以外では寝れないタイプの人間なので泊まり込みは超苦手です。
中学校からの友達の家でもお泊りはしません、ネカフェで寝るのもダメです。ホテルはカプセル・ビジネスくらいでも結構ダメだったりします。
飲み会でも宅飲みなら絶対に断わります。
まぁそれくらい泊まり込みってのは苦手です。
要するに会社で次の日の朝までいるということは私の場合寝ないでいることと同義であるのです。
寝てないアピールをしたいからではなく本当に泊まり込みはダメなんです。
他の人には簡単にできることでも自分は絶対無理ってものあるじゃないですか、他所の家のカレーは食えないとか。
寝ないことによる弊害はまずメシが食えなくなるってこと。
胃が弱いので、寝ないと胃のムカつき具合が酷いことになります。
昼メシとか夜メシとかなんて食う気力もわかないしそもそも外食に行く時間が惜しい。
見るに見かねた上司がそんな私を見て「おいおい、せんちゃ君から生気が漂っていないぞ!ちゃんと休みとか与えないとヤバイぞ!」
というようなストップをかけてくれたおかげで今週の土日は強制的に休みに・・・
どんなに大変なときでも上の立場の人がストップをかけてくれる環境というのは恵まれてるのかもしれない、
とはいえこれで自分が周りから体力のないヤツだとか根性なしとか思われたら嫌だなぁとかそんな気持ちもあるわけで。
でもきっと思われたんだろうなぁ・・・ヤダナーコワイナー
「無理なことには無理とはっきり言うのもプロだぞ!」
と会社で言われたことがあるのですが、これも一緒にやる人次第です。
あまりにも最近体力がアレだったので無理の一点張りをしていましたが、「どうやったらせんちゃ君の負担が減りつつ作業が終わるかな?」
みたいな話題を振ってくるわけですよ。だからなんで実装すること前提なんだよとか思いながら私は「単純に実装量が減れば負担が減るので減らしてください」と言い返します。
もちろん「それじゃあダメなんだよww」とか返される始末。
あまつさえアルバイトに残業させる始末。
残業に対してアルバイトにくらいなら残業代も出してやっていいんじゃないかと社長に交渉してみたのですが、
これってほかの会社的にはどうなんでしょうね。
社長の言い分的には「どれだけ拘束したかは重要ではなくこの仕事は結果ありきだからそれに応じて待遇を考えたい」という感じ。
要するに能力給制度というやつですね。
アルバイトは来年社員にする予定で、社員として扱いたいけど学生という身分だから研修中という名目でアルバイトにしてる。
だからアルバイトと区別するのではなく、社員当然として扱って難しい仕事も振っていって鍛えてやって欲しい、という方針なのです。
この辺の思想はどうしても受け入れられない。
これってゲーム業界では当たり前な感じになってるんでしょうかね?
なんというか、個人的には「好きでこの仕事目指してやってきたなら、これくらいやれるよね?」みたいなスタンスが
人の人生や夢を食い物にしてるみたいで嫌なのです。
ゲームを作る仕事というのは人によっては夢のような仕事に見えるかもしれない、特殊な業界に見えるかもしれない。
どう見えるも人の勝手だけど仕事は仕事であってみんな法律の下では一労働者に過ぎないわけで。
「社員を大事にする」というのは会社によって違うのだとしたら自分の務めてる会社は職人気質な技術屋の集まりということもあるのか
「技術的に現場で活躍できる人材を育てる」ことが社員への思いやりという風に感じる。
実際自分の会社で働いてる人は出向先や転職先では大活躍してる。
大変なプロジェクトが終わった後はプロジェクト休暇も確かにくれる。
でもやっぱり方向性的に同意しがたい部分もあるわけでして、
自分はゲーム業界に向いてないんだろうか、それとも企業理念と合わないのだろうか。
そんなことも考えつつ、
まだまだ作業頑張るぞー
ではでは
武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
出向先(相手先)や転職先じゃなくて、
最終的にみんなが自社で活躍できることが
重要なことだと、つくづく思います。
会社は夢じゃなくて利益が全てなので、
そこが厳しいところです。
でもゲーム業界の最初の方々は
ゲームのビジネスが大きくなる前に情熱を注いだので、
その頃は夢に賭けていたことを思うと、現代は寂しいかもしれませんね
最終的にみんなが自社で活躍できることが
重要なことだと、つくづく思います。
会社は夢じゃなくて利益が全てなので、
そこが厳しいところです。
でもゲーム業界の最初の方々は
ゲームのビジネスが大きくなる前に情熱を注いだので、
その頃は夢に賭けていたことを思うと、現代は寂しいかもしれませんね
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
残業というのが法定時間内であるか法定時間外であるかによって,話はかわりますが,この記述だと基本的に給与未払いに見えます。せんちゃ さんが書きました:残業に対してアルバイトにくらいなら残業代も出してやっていいんじゃないかと社長に交渉してみたのですが、
これってほかの会社的にはどうなんでしょうね。
純粋に労働基準法上,
- 時給計算であるならば,実労働時間(以下,単に労働時間と書く)に対して給与を出さないといけない (法というより労働契約の問題ですが)
- そのアルバイトが変形労働時間制の対象である場合を除いて,1日あたり8時間,1週あたり40時間をこえた労働時間に対して,時給の25%以上の割増賃金を払わないといけない (労働基準法(法)第32条,法第37条第1項,労働基準法第三十七条第一項の時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令)
- 深夜帯 (22時~5時,例外あり) に関しては,深夜帯の労働時間に対して時給の25%以上の割増賃金を払わないといけない (法第37条第4項)
- 法定休日の労働については,実労働時間に対して,時給の30%以上の割増賃金を払わないといけない (法第35条,法第37条第1項,労働基準法第三十七条第一項の時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令)
ただし,法定休日の労働分について,時間外労働における計算からは除外し,時間外労働の割増賃金の支払いも不要 (通常の労働時間に対しての賃金および深夜帯の労働時間に対しての割増賃金は必要)
36協定なしの場合や,36協定の制限時間を超過した場合は,時間外労働も休日労働もさせることは違法になりますが (法第33条に定める場合を除く),賃金の支払い義務は残ります (労働基準法違反事件 昭和33(あ)1135 最高裁判所第一小法廷判決)。
ちなみに,給与未払いは,同額の付加金の支払い命令の可能性を持っています (法114条)。
# 自社の就業規則やら36協定やらの協定における労働者側代表なので,その関係で労働基準法は大量に調べた……。
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
好きでやってるといえば聞こえは良いですが、予算や期限を守れないなら意味ないですよね。
労働時間>結果が常態化するようなら立派にブラック企業の仲間入りなのでは。
ちなみに似たような話はゲーム業界に限らずあちこちで耳にしますよ。
要するに入金がないと払うものも払えないということですよね。せんちゃ さんが書きました:社長の言い分的には「どれだけ拘束したかは重要ではなくこの仕事は結果ありきだからそれに応じて待遇を考えたい」という感じ。
要するに能力給制度というやつですね。
労働時間>結果が常態化するようなら立派にブラック企業の仲間入りなのでは。
ちなみに似たような話はゲーム業界に限らずあちこちで耳にしますよ。
- softya(ソフト屋)
- 副管理人
- 記事: 11677
- 登録日時: 14年前
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
どう言い訳しても、アルバイトに時給を払わないのはあり得ないです。
ところで、プログラマーのアルバイトが「変形労働時間制の対象」であるなんてありえるんでしょうか?
こんなの見つけました。
「アルバイトに変形労働時間制は不当と訴え - News and Archives」
http://lsconsul.com/mt/2009/07/post-20.html
そもそもアルバイトが自分の判断で労働時間を管理できるのかって話ですよね。
https://type.jp/s/caretopi/company/20130412.html
労働基準の関係は勉強しておいたほうが良いですよ。
ところで、プログラマーのアルバイトが「変形労働時間制の対象」であるなんてありえるんでしょうか?
こんなの見つけました。
「アルバイトに変形労働時間制は不当と訴え - News and Archives」
http://lsconsul.com/mt/2009/07/post-20.html
ちなみにプログラマーの場合は裁量労働制が有効になる条件として、上司が勤務時間について指示をしてはいけないことに成っています。①小売業、旅館、料理店、飲食店の事業であること
②常時使用する労働者の数が30人未満の事業所であること
③労働者の過半数で組織する労働組合、もしくは過半数を代表するものとの書面の協定を結ぶ
④その協定を行政官庁に届け出ること
⑤1週間各日の労働時間を、少なくともその1週間が始まる前までに書面で通知すること
⑥やむを得ない事由により、労働時間を変更する場合は前日までに書面で通知
⑦1日の労働時間は10時間までであること。
そもそもアルバイトが自分の判断で労働時間を管理できるのかって話ですよね。
「IT業界を悩ます労働体系。SEなら覚えておきたい勤務時間にとらわれない『裁量労働制』とは?|キャリトピ」プログラマーやデザイナーは、専門的な業務であり、「業務の性質上その遂行の方法を大幅に当該業務に従事する労働者の裁量にゆだねる必要があるため当該業務の遂行の手段及び時間配分の決定等に関し具体的な指示をすることが困難なものとして命令で定める業務」(労働基準法38条の3第1項(プログラマーにつき労働基準法規則24条の2の2第2項2号、デザイナーにつき同規則同条同項4号))である。
https://type.jp/s/caretopi/company/20130412.html
労働基準の関係は勉強しておいたほうが良いですよ。
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
私も同じ、、せんちゃ さんが書きました:要するに会社で次の日の朝までいるということは私の場合寝ないでいることと同義であるのです。
寝てないアピールをしたいからではなく本当に泊まり込みはダメなんです。
辞めた一番の理由かもしれません。
ゲーム業界に限らず、プログラマ、SEの仕事してるとこういう経営者によく会います。せんちゃ さんが書きました:この辺の思想はどうしても受け入れられない。
これってゲーム業界では当たり前な感じになってるんでしょうかね?
労働基準法?なにそれおいしいの、とほとんど無視ですからね。
今は派遣という立場上、その会社の言いなりにはならなくて済むので、そのへん気楽ですね。
単純にその会社に合わないだけだと思いますよ。せんちゃ さんが書きました:自分はゲーム業界に向いてないんだろうか、それとも企業理念と合わないのだろうか。
もっともそういう会社がほとんどだとも思うけど。
オフトピック
ちなみに労働基準法を知ってても、それを武器に戦おうと言う酔狂なプログラマはいないんじゃないかなと思います。
それをもって勝ち取ったとしても社内での立場が悪くなるのは明白だし、他の会社でもそんな面倒な人は雇い入れたくないはずですからね。だから法に訴えるのは、自分のお金が十分あって、しかも訴える会社には未練がないような場合ですね。
それをもって勝ち取ったとしても社内での立場が悪くなるのは明白だし、他の会社でもそんな面倒な人は雇い入れたくないはずですからね。だから法に訴えるのは、自分のお金が十分あって、しかも訴える会社には未練がないような場合ですね。
最後に編集したユーザー へにっくす on 2013年9月07日(土) 10:52 [ 編集 3 回目 ]
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
> 海Seaさん
>会社は夢じゃなくて利益が全てなので、
>そこが厳しいところです。
都合が悪くなると夢を引き合いに出してまた都合が悪くなると会社の収益の話を持ち出すので
なんかなぁと思います。
売り上げが伸びないと給料は上げられないとか言っていますがそれは経営者事情であって労働者には関係のない話ですし
>会社は夢じゃなくて利益が全てなので、
>そこが厳しいところです。
都合が悪くなると夢を引き合いに出してまた都合が悪くなると会社の収益の話を持ち出すので
なんかなぁと思います。
売り上げが伸びないと給料は上げられないとか言っていますがそれは経営者事情であって労働者には関係のない話ですし
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
> YuOさん
はい、給与未払いです。
拘束時間(8時間)を超過した分のお代が出ないというのが問題ですね。
休日出勤はバイトの場合、出勤扱いなのでお給料がでるのでその辺はホッとしました。
はい、給与未払いです。
拘束時間(8時間)を超過した分のお代が出ないというのが問題ですね。
休日出勤はバイトの場合、出勤扱いなのでお給料がでるのでその辺はホッとしました。
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
>ISLe さん
「好きでやってる」は働いてる本人が言うならまだしも、他人に押し付ける価値観ではないと思うので
「好きでこの仕事選んだんでしょ?」みたいな発言が非常に引っかかりますね。。。
会社の言い分としては結果を出せばその分の能力給を出すなんて言っていますが、割りに合ってないと思うので
結果<拘束時間が成立していると思います。
「好きでやってる」は働いてる本人が言うならまだしも、他人に押し付ける価値観ではないと思うので
「好きでこの仕事選んだんでしょ?」みたいな発言が非常に引っかかりますね。。。
会社の言い分としては結果を出せばその分の能力給を出すなんて言っていますが、割りに合ってないと思うので
結果<拘束時間が成立していると思います。
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
>ソフト屋さん
ゲーム業界的にもあり得ないと聞いて安心しました。
とはいってもそういう会社は多いんでしょうね。
アルバイトはアルバイトなのに「アルバイトと区分するのは彼らも可哀想」みたいに言われてなんじゃそりゃあって感じです。
労働基準法は自己防衛として学んでおいたほうが良さそうな気がしています
(作業的な問題でこっちの立場が悪くなった時に痛いところとして突いてやれるので)
ゲーム業界的にもあり得ないと聞いて安心しました。
とはいってもそういう会社は多いんでしょうね。
アルバイトはアルバイトなのに「アルバイトと区分するのは彼らも可哀想」みたいに言われてなんじゃそりゃあって感じです。
労働基準法は自己防衛として学んでおいたほうが良さそうな気がしています
(作業的な問題でこっちの立場が悪くなった時に痛いところとして突いてやれるので)
Re: 武田鉄矢も小室哲哉も徹夜はきっとするはずだ
>へにっくすさん
私はもう社内の立場が悪くなったとしても辞めることに未練もないし
その程度の訴えをしたくらいでクビになることはないと思うのである程度言っていこうかなとか考えてます。
まぁ言っても意味ない気がしてきたので「会社はそういう方針でやれと言ってくるが俺は俺のやり方でプロジェクトを進める」くらいの考えで
今後もアルバイトを拘束時間外の労働はさせないようにしたいです
私はもう社内の立場が悪くなったとしても辞めることに未練もないし
その程度の訴えをしたくらいでクビになることはないと思うのである程度言っていこうかなとか考えてます。
まぁ言っても意味ない気がしてきたので「会社はそういう方針でやれと言ってくるが俺は俺のやり方でプロジェクトを進める」くらいの考えで
今後もアルバイトを拘束時間外の労働はさせないようにしたいです