「VC++上ではCtrl+F5を押せば実行できるけど、ネット上にゲーム公開したい時はどうしたらいいの?」という質問が今までによくありました。
本章では、ゲームをzipファイルにまとめるところまでやってみましょう。
今回は2.3章のプログラムを使います。
まず、プロジェクトの構成を「Debug」から「Release」に変更します。
(Releaseにするとデバッグは出来なくなりますが、不要な処理が取り除かれ、実行ファイルが軽く、処理速度が向上します)
もう一度リビルドします。Ctrl+F5で改めて実行結果を確認するのでも構いません。
(自分でプロジェクトファイルを作った人は、この時Releaseのプロジェクトの設定が出来てないとエラーになるので
エラーになったら改めてプロジェクトの設定を公式サイトで確認して下さい)
すると、Releaseフォルダが生成されているはずです。Releaseフォルダの中身を見て下さい。
実行ファイルが生成されています。この「プロジェクトファイル名.exe」がゲームの実行ファイルです。
どこかに「ゲーム」とでも名前を付けたフォルダを新規に作ってそこにコピーしておきましょう。
後、必要なのは読み込む素材です。
本サイトでいえば「サウンド」フォルダと「画像」フォルダです。
2.3章ではサウンドファイルにあるものは使っていませんが、まぁここは使っていると思ってください。
先ほど作った「ゲーム」フォルダにこれもコピーしましょう。
この3つが揃えば完了です。
「GameProg.exe」をダブルクリックして下さい。
無事2.3章の実行結果が表示されれば完成です。
後は、この「ゲーム」フォルダを右クリックして
圧縮 > zip を選択すればzipファイルが出来上がります。
ネット上に公開する時やお友達に渡す時はこのファイルをアップロードすれば良いでしょう。
しかし素材のファイル数が少ない時はこれで良いですが、ファイル数が多くなると圧縮・解凍に時間がかかるようになります。
次の章でそれを防ぐアーカイバを使ったファイルのまとめ方を紹介します。
※ 済んだらプロジェクトの構成を Debug に戻しておきましょう。
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