54. 文字のサイズや太さを変更する(1度きりの場合)
DrawStringなどで描画する文字は毎回同じフォントでは都合が悪いときがありますから、自由にサイズや太さ、フォントの種類を
変更したい場合があります。今回は、自由にフォントサイズや、太さ、フォントの種類を変更して描画してみましょう。
以下で紹介している詳細の関数の仕様についてはこちら
SetFontSize(サイズ);
この関数で、フォントのサイズを変更します。引数はint型で、フォントのサイズは大体ピクセルと同じになります。
SetFontThickness(太さ);
この関数でフォントの太さを変更します。引数はint型で0〜9の値を指定します。
ChangeFont(フォントの種類);
この関数でフォントの種類を変更します。引数は文字列で指定します。
たとえば、MS明朝に変更したければ
ChangeFont( "MS 明朝" ) ;
と書きます。半角スペースや、全角英字など、忠実に書きましょう。ワードなどで調べると早いかも。
このフォントの種類は、パソコン本体に依存しますので、あまりマイナーなフォントの種類を使うと、
プレーする人のパソコンに入っていない場合がありますので、なるべくメジャーなフォントを使用しましょう。
ChangeFontType(フォントタイプ);
フォントを縁取ったり、キレイに描画したり、高速に描画できるフォントにしたりと、フォントのタイプを変更できます。
使用できるフォントタイプの引数については、こちらをご覧ください。
以上の事を利用してフォントを書いてみましょう。
#include "DxLib.h" #define PI 3.1415926 char Key[256]; int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance,LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ){ if( ChangeWindowMode(TRUE) != DX_CHANGESCREEN_OK || DxLib_Init() == -1 ) return -1; DrawString(50,50,"DXライブラリ入門!",GetColor(255,255,255)); SetFontSize( 64 ) ; //サイズを64に変更 SetFontThickness( 8 ) ; //太さを8に変更 ChangeFont( "MS 明朝" ) ; //種類をMS明朝に変更 ChangeFontType( DX_FONTTYPE_ANTIALIASING ); //アンチエイリアスフォントに変更 DrawString(50,150,"DXライブラリ入門!",GetColor(255,255,255)); SetFontSize( 40 ) ; //サイズを20に変更 SetFontThickness( 1 ) ; //太さを1に変更 ChangeFont( "HGS創英角ポップ体" ) ; //HGS創英角ポップ体に変更 ChangeFontType( DX_FONTTYPE_ANTIALIASING_EDGE );//アンチエイリアス&エッジ付きフォントに変更 DrawString(50,300,"DXライブラリ入門!",GetColor(255,255,255)); WaitKey(); DxLib_End(); return 0; }
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