



22. キャラを4方向に歩かせる。
水平方向が出来上がったので、鉛直方向を加えてやればいいだけです。しかも理解すればいいのは1行だけ
ch.img=image[(ch.x%32+ch.y%32)/8 + ch.muki*4];
これです。ちょっと見た目よくわかりませんよね。ここで、32x32を一区間とする格子点だけを通ると言う事はどういうことか考えて見ましょう。
xが32の倍数ではないとき、yは必ず32の倍数。
yが32の倍数ではないとき、xは必ず32の倍数。
このことが成り立つと言う事ですね?だって32ずつの区間でしか歩けないわけですから。
だったら、ch.x%32+ch.y%32この計算をする時、どちらかは必ず0になり、立ち止まっている時は両方0になるということです。
21節のプログラムにch.x%32+ch.y%32を加えただけで、4方向のキャラ画像の計算を実現できます。
#include "DxLib.h"
typedef struct{
int x,y,img,muki,walking_flag;
}ch_t;
int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance,LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ){
int image[16];
char Key[256];
ch_t ch;
if( ChangeWindowMode(TRUE) != DX_CHANGESCREEN_OK || DxLib_Init() == -1 ) return -1; //ウィンドウ化と初期化処理
ch.x =320;
ch.y =160;
ch.walking_flag=0;
ch.muki=3;
SetDrawScreen( DX_SCREEN_BACK ) ; //描画先を裏画面に設定
LoadDivGraph( "char.png" , 16 , 4 , 4 , 32 , 32 , image ) ;//画像を分割してimage配列に保存
while(!ProcessMessage() && !ClearDrawScreen() && !GetHitKeyStateAll( Key ) && !Key[KEY_INPUT_ESCAPE]){
//↑メッセージ処理 ↑画面をクリア ↑キーボード入力状態取得 ↑ESCが押されると終了
if(ch.x%32==0 && ch.y%32==0){ //座標が32で割り切れたら入力可能
ch.walking_flag=1; //歩くフラグを立てる。
if ( Key[ KEY_INPUT_UP ] == 1 ) //上ボタンが押されたら
ch.muki=0; //上向きフラグを立てる
else if( Key[ KEY_INPUT_LEFT ] == 1 ) //左ボタンが押されたら
ch.muki=1; //左向きフラグを立てる
else if( Key[ KEY_INPUT_DOWN ] == 1 ) //下ボタンが押されたら
ch.muki=2; //下向きフラグを立てる
else if( Key[ KEY_INPUT_RIGHT] == 1 ) //右ボタンが押されたら
ch.muki=3; //右向きフラグを立てる
else //何のボタンも押されてなかったら
ch.walking_flag=0; //歩かないフラグを立てる
}
if(ch.walking_flag==1){ //歩くフラグが立っていたら
if (ch.muki==0) //上向きならch.y座標を減らす
ch.y--;
else if(ch.muki==1) //左向きならch.x座標を減らす
ch.x--;
else if(ch.muki==2) //下向きならch.y座標を増やす
ch.y++;
else if(ch.muki==3) //右向きならch.x座標を増やす
ch.x++;
}
ch.img=image[(ch.x%32+ch.y%32)/8 + ch.muki*4]; //画像をセット
DrawGraph( ch.x , ch.y , ch.img , TRUE ) ;//画像を描画
ScreenFlip();//裏画面を表画面に反映
}
DxLib_End();
return 0;
}
実行結果

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