



20. キャラを一区間単位で移動させる。
次に、皆さんはRPGゲームをされていて、世界がキャラ1つ分位の大きさの小さな四角形の単位で出来ていることを感じませんでしたか?
1回方向キーを押すと、ある程度勝手に歩いてとまりますよね。キャラ1個分くらい。そうなんです。
全て(一般的に)32x32ピクセルを1区分として出来ているのです。では1回「右」ボタンを押すと、32ピクセルは勝手に歩くように
プログラムしてみましょう。
このプログラムを実現するコツは x % 32 != 0 という文章です。意味がわかりますでしょうか。
x座標が32で割り切れなかったらという意味です。(直訳はxを32で割った余りが0でなかったら)
1度「右」キーを押すと少しキャラは右に移動します。32ピクセル区間歩かせたいのですから32で割り切れる位置まで行かせればいいわけです。
キーを離しても、32で割り切れない区間は勝手に移動するようにプログラムすればいいわけですね。
先ほどのプログラムに
else if(x%32!=0)
x++;
この行が入っただけです。
#include "DxLib.h"
typedef struct{
int x,y,img;
}ch_t;
int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance,LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ){
int image[16];
char Key[256];
ch_t ch;
if( ChangeWindowMode(TRUE) != DX_CHANGESCREEN_OK || DxLib_Init() == -1 ) return -1; //ウィンドウ化と初期化処理
ch.x =320;
ch.y =240;
SetDrawScreen( DX_SCREEN_BACK ) ; //描画先を裏画面に設定
LoadDivGraph( "char.png" , 16 , 4 , 4 , 32 , 32 , image ) ;//画像を分割してimage配列に保存
while(!ProcessMessage() && !ClearDrawScreen() && !GetHitKeyStateAll( Key ) && !Key[KEY_INPUT_ESCAPE]){
//↑メッセージ処理 ↑画面をクリア ↑キーボード入力状態取得 ↑ESCが押されると終了
if( Key[ KEY_INPUT_RIGHT ] == 1 ) //右ボタンが押されたら
ch.x++ ; //xの値を1増やす
else if(ch.x%32!=0) //32で割り切れない区間はオートで進む
ch.x++;
ch.img=image[12];
DrawGraph( ch.x , ch.y , ch.img , TRUE ) ; //[12]の画像を描画
ScreenFlip();//裏画面を表画面に反映
}
DxLib_End();
return 0;
}
実行結果
- Remical Soft -