9. 輝度をセットする。
輝度とは、明るさの事です。ですから輝度を下げれば表示は暗くなります。輝度を設定する関数は
SetDrawBright関数を使います。この関数の引数は0〜255のRGB値になっており、
赤だけ明るく、青だけ明るくといった事も出来ます。
(R,G,B)=(赤,緑,青)ですので描画輝度を赤のみにセットしたい時は SetDrawBright(
255 , 0 , 0 ) ; 。
全体的に半分の明るさにしたい時はSetDrawBright( 128 , 128 , 128 ) ; にします。
なお、 SetDrawBright( 255 , 255 , 255 ) ; は元の明るさです。元画像以上に明るくする事は出来ません。
では、左から順に
・普通に表示した場合
・赤以外の輝度を下げた場合
・全体的に半分の明るさにした場合
で3つ並べて表示してみます。
↓コピー&コンパイル用サンプルプログラム↓
#include "DxLib.h" int WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance,LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ){ ChangeWindowMode( TRUE ) ; //ウィンドウモードに変更 if( DxLib_Init() == -1 ) return -1; // DXライブラリ初期化処理 エラーが起きたら終了 SetDrawBright ( 255 , 255 , 255 ) ; //元の明るさにセット LoadGraphScreen( 0 , 0 , "char.png" , TRUE ) ;//画像を表示。 SetDrawBright ( 255 , 0 , 0 ) ; //赤以外の明るさを0にセット LoadGraphScreen( 200 , 0 , "char.png" , TRUE ) ;//画像を表示。 SetDrawBright ( 128 , 128 , 128 ) ; //明るさを半分にセット LoadGraphScreen( 400 , 0 , "char.png" , TRUE ) ;//画像を表示。 WaitKey() ; // 結果を見るためにキー待ち(『WaitKey』を使用) DxLib_End() ; // DXライブラリ使用の終了処理 return 0 ; // ソフトの終了 }
実行結果
- Remical Soft -