夢です:
妻が階段の手すりに寄りかかった際に2階から転落し頭を強打した。
意識不明の状態で俺も一緒に救急車で病院に向かった。
意識が戻ったのはその3日後だった。
「良かった！A子(妻)、大丈夫か？！」
そう呼びかけた俺の問いに対する妻の答えは残酷な物だった。
「あなたは……どなたですか？」

そう、記憶喪失だった。
しかしB子やM子といった古い友達の事はよく覚えている。
お見舞いに来てくれた友人とはよくしゃべり楽しそうにしていたが、
友人が帰って二人になると、また気まずい雰囲気になった。
内気でシャイなA子のことだ、知らない男が常に横にいるなんて苦痛だろう。
しかし諦めるわけにはいかない。
「もう一度結婚式をしよう！」
A子の肩をガッチリ掴んで俺は叫んだ。

しかしA子はその手を払いのけ、顔を背けてこう言った「ごめんなさい、事実私達は結婚しているのかもしれませんが、私には好きな人がいるのでもう構わないでください」
A子は数年前、ある男性に片思いしたことがある。そこまで記憶が遡っているようである。
それを聞いた俺は必死に嫌な思いをさせながら蘇るかもわからない記憶を戻す努力をするのがA子のためか、
今好きな男性と会わせてその人との幸せを願うことがA子のためか、悩んだ。

俺は一度病院をさり、海辺を歩きながら(どこやねん)考えた。
一体何がA子の幸せになるのか、俺はどうしてやるのが一番なのか考えた。

しかしもう俺の中で答えは一つしかなかった。
「病院に戻ろう」
俺との思い出を無かったことのなんかさせない。
させるもんか。
俺は写真という写真を家から引っ張り出し、
動画をノーパソに入れて沢山の思い出を見せた、
毎日毎日、嫌がるA子の顔を見て辛くなりそうになりながらでも必死にA子の記憶を戻そうと……
　
目覚ましなった／(^o^)＼

管理人様

なんかこの日記を読むと昔を思い出す。

大学に入る前に私が病気で記憶喪失と思考能力低下になって高校時代の後輩の大学時代の私の彼女に向かって私は「（彼女の事を）覚えてないし、好きじゃない。」とつい言ってしまって、結局別れることになった事。結局あれ以来誰とも付き合ってないし・・・。

記憶喪失と思考能力低下は彼女に話してなかったから知らなかったからな。

見た目は普通だったし大学にも行っていたから嫌いになったと思ったんだろうな。

私も記憶を戻そうと引き留めてほしかったです。立場逆ですが。

ターボさん

そんな実話があったんですね、、。
その時どうして真実を話さなかったんです？

思考能力も一緒に低下していたから。

早く子供つくりなされ。

記憶喪失吹き飛ばす最恐（誤字ではない）の既成事実ですぞ。

ターボさん

それはお辛かったでしょうに・・。
私もとある持病を持っているので結婚する時には躊躇しました。
妻を愛するがゆえに、私より健康な人と一緒になった方が幸せなんじゃないかとか・・。

taketoshiさん

うぬ、このコメントは誰宛でしょう・・？