今度はMy_First_Niosii.pdf。
NiosIIはAlteraの32bit RISC CPUです。SOPC builderによって作成できます。機能ごとにモジュール化されていて、用途に合わせて組み合わせていけるようです。pdfにしたがって、NiosII プロセッサ、オンチップメモリ、LED用パラレルIOを使用しました。他にもたくさんあって使いきれるようになるのはいつになるやらって感じです。
回路データをFPGAに書きこんだら、NiosII IDEを用いてソフトウェアをC/C++で作成します。EclipseベースのGUIなので扱いやすいです。
まずは、"Hello from Nios II!"。定番ですね。次に、前回同様32bitカウンタのLED出力。パラレルIO出力用のマクロに8bit値を渡すと簡単に8つのLEDを制御できました。マクロはSOPC builderで作成したシステムをもとに自動生成されるようです。
最後に、フラッシュメモリを使用しました。 SOPC builderでAvalon-MM Tristate BridgeとFlash Memory Interfaceを追加・設定します。メモリマップドI/O経由でフラッシュメモリにアクセスするようです。それに合わせてHDLソースにも変更を加えて再コンパイル。ソフトウェアの方もプログラムとROMをフラッシュメモリに変更して再ビルド。いよいよFlash Programmerを用いてフラッシュメモリに書き込みます。
これでソフトウェアをNiosII IDEなしで実行できます。FPGAボードの電源を入れ直して回路データをFPGAに書きこみ直すと、自動的にフラッシュメモリ上のソフトウェアプログラムが実行されます。
[DE2-115]My First NiosII
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