入れ方
- Apache2とかPHPとかをインストールしておく(省略、apt-getを使う)
- MySQLをインストールする
- Wordpressをダウンロードし、/varに展開する
WordPress › 日本語 - Apacheの設定で/wp-test/を/var/wordpress/にAliasする
- MySQLでDBおよびユーザーの作成と権限の付与を行う
参考: WordPress推奨構成とMySQLデータベースの作成 - WordPressの使い方
このサイトのやり方だと入力したパスワードが~/.mysql_historyにそのまま保存されてしまうので、テキストエディタなどで消しておくといいでしょう。
typoした権限を消したくなったら: 権限の削除(REVOKE文) - ユーザーの作成 - MySQLの使い方 - wp-config.phpを手動で作る
- インストールを実行する
本題:WordPress アドレスを誤設定したら死にかけた
Google ChromeでUser Agent Switcherを用いてWPtouch Mobile Pluginによるスマホ向け表示のテストをしていたところ、
デスクトップ版表示に切り替えようとすると404 not foundになることに気づきました。
一般設定の「WordPress アドレス (URL)」および「サイトアドレス (URL)」について、末尾にスラッシュが無く「正しくない」と判断したため、
スラッシュをつけようとしましたが、なぜか反映されません。
WordPress › フォーラム » サブディレクトリのトレイリングスラッシュ
によると、末尾のスラッシュが消されるのは仕様のようです。
そこで、この2項目を「http://(IPアドレス)/wp-test/index.php」としたところ、WordPressが使い物にならなくなりました。
まずスタイルシートが効いていない壊れた表示になっていますし、ログインもうまく行きません。
設定を戻そうにも、まずログインができないので設定画面を開けません。
しかし、先ほど紹介したフォーラムのページを良く読むと、打開策を考えることができました。
まず、/wp-testを/wp-test/にリダイレクトさせます。
通常のディレクトリであればmod_dirの機能(?)で勝手に/hogeを/hoge/にリダイレクトしてくれるはずですが、
今回の/wp-testはAliasであってディレクトリではないので、効かないようです。
そこで、mod_rewriteを有効化し、/etc/apache2/sites-available/defaultに という設定を加えました。
次に、壊してしまったWordPressの設定を修正します。
先ほどのフォーラムのページを参考に、MySQLに設定したユーザーでログインし、データベースを開きます。
select * from wp_test1_options where option_name = 'siteurl';
select * from wp_test1_options where option_name = 'home';
update wp_test1_options set option_value = 'http://(IPアドレス)/wp-test' where option_name = 'siteurl' or option_name = 'home';
この修正で、再びWordPressが使えるようになりました。
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まとめ
- Aliasでディレクトリ風になっている所は個別に設定しないと/hogeから/hoge/にリダイレクトされないかも
- WordPressの編集画面が開けなくなっても、DBを直接操作すれば設定を修正できる