スマホゲームを作るとまずぶち当たるのが素材であります。
最近のスマートフォンはどれも高性能ではありますが2年くらい前の端末だと結構しょぼい機種も多いのです。
まぁ推奨機種・スペックを最初に明記しておけばいい問題ではありますが、それでも基本的にはなるべく沢山の機種で遊べなければいけない。
このユーザーの持ってる端末によって激しく動作が依存してしまう点が携帯ゲームの難しいところでもあり、悩ましいところでもあり。
ソーシャルゲームは基本的にユーザーデータがでかくなるためメモリも結構食う。
その上でVRAMなんかも気にしなければいけない。
あまりにもビデオメモリを食いすぎるとアプリは落ちてしまう。
落ちる以前にロードにも負荷がかかるし処理速度も確実に低下する。
なのでプログラマ的には16bitくらいの素材だと非常にありがたい。
ポリゴンの頂点カラーをいじってある程度の素材のカラー変更も可能なため、
できる限りならばそういったインチキを多用して少しでも扱う画像を減らしたいというのがプログラマ事情であります。
しかしデザイナーという人種はこういった事情をわかってくれないので32bitフルカラーで各メニューのボタンを出せだとか
32bitの500×500の画像10枚を表示しろだの
32bitのフルカラーで演出を作れだの、
とにかくフルカラーで素材を沢山切りたがるわけです。
16bitにしようものなら画像のクオリティが低いのでどうにかしてくださいとか言われるし
重くなるよバカヤローって言ったら「ボタンくらいちょっとなんだから大丈夫でしょ?」とか言ってくる始末。
そもそもグラデーションなんて入れんなよって感じです。
そう、画像というのは重いのです。
しかし高性能なパソコンの上で絵を描くのに慣らされた連中というのはどうもこの辺が麻痺しているようで
やたらと画質の高い絵を持ってくる。しかもサイズがでけぇ
専門学校時代、先生が「デザイナーはクソヤロウばっかりなので気を付けてください」とかよく言ってましたが
最近それがものすごくよくわかる。
酒でも飲みながらこういう開発の愚痴でもこぼしたいものです。
落ち着いたらまた学校に顔出したいですなぁ・・・
ではでは
32bit画像の恐怖
Re: 32bit画像の恐怖
>>16bitにしようものなら画像のクオリティが低いのでどうにかしてくださいとか言われるし
「16bitでクオリティが低いっていうなら、元から低いんだよ!16bitでもCoolな画像を作るのが腕のいいデザイナーだろ!」ってキレてみようw
「16bitでクオリティが低いっていうなら、元から低いんだよ!16bitでもCoolな画像を作るのが腕のいいデザイナーだろ!」ってキレてみようw
Re: 32bit画像の恐怖
スマホとかの開発には興味津々なんですが、なんだかんだで手を出さずにいます。
PC等贅沢なハードに浸かってきたため、16bit画像というのに馴染みがないのですが、
実際はどういった形式なんでしょう。インデックスカラーなのかRGB565みたいな感じか・・
ブロック圧縮みたいなやつを使えば16bitよりも縮みそうですが、ハードによってサポートがまちまちなようですね。
PC等贅沢なハードに浸かってきたため、16bit画像というのに馴染みがないのですが、
実際はどういった形式なんでしょう。インデックスカラーなのかRGB565みたいな感じか・・
ブロック圧縮みたいなやつを使えば16bitよりも縮みそうですが、ハードによってサポートがまちまちなようですね。
Re: 32bit画像の恐怖
32bit画像が32bitで表示されると思っている時点で…
自分がケータイアプリやってたときのデザイナさんは何も言わなくても容量削ってくれましたけどね。
「もっと削れた」つってあとからもどんどんあげてくれましたけども。
自分がケータイアプリやってたときのデザイナさんは何も言わなくても容量削ってくれましたけどね。
「もっと削れた」つってあとからもどんどんあげてくれましたけども。
最後に編集したユーザー ISLe on 2013年10月09日(水) 18:06 [ 編集 1 回目 ]
Re: 32bit画像の恐怖
初めのコンピュータは、黒地に緑色だったんですよ。
で、私らが学生のころはまだ16色、256色で精いっぱいだったのですよ。
このころに鍛えられた人は、ドット職人と呼ばれ、16色、256色とは思えないクォリティの画像を作っていたものです。
まあそのころのPCはモニターの色数の制限もあるし、また色数をそれくらいに抑えないとまともに動かないというのもあったんですが。(^^;
それがいまじゃ16bitで65536色、32bitで2の32乗色
写真の加工さえも手軽にできるようになってしまった。。
このころから始めたグラフィックデザイナーは、携帯やスマホといったPCに比べて貧弱な性能しか持たない向けに画像を作るのはムリな気がしますね。一から教えてあげないと。。
ホント16色でも結構見れる画像を作れる人がいたんですよ。色と色との補間色とか利用してきれいだと錯覚させるのがうまい人がね。
そういう人はもう生まれることは無いのかもしれない…
で、私らが学生のころはまだ16色、256色で精いっぱいだったのですよ。
このころに鍛えられた人は、ドット職人と呼ばれ、16色、256色とは思えないクォリティの画像を作っていたものです。
まあそのころのPCはモニターの色数の制限もあるし、また色数をそれくらいに抑えないとまともに動かないというのもあったんですが。(^^;
それがいまじゃ16bitで65536色、32bitで2の32乗色
写真の加工さえも手軽にできるようになってしまった。。
このころから始めたグラフィックデザイナーは、携帯やスマホといったPCに比べて貧弱な性能しか持たない向けに画像を作るのはムリな気がしますね。一から教えてあげないと。。
ホント16色でも結構見れる画像を作れる人がいたんですよ。色と色との補間色とか利用してきれいだと錯覚させるのがうまい人がね。
そういう人はもう生まれることは無いのかもしれない…
最後に編集したユーザー へにっくす on 2013年10月09日(水) 23:35 [ 編集 3 回目 ]
Re: 32bit画像の恐怖
>バグさん
わかる人にデザインさせたくても様々な大人の事情でできなかった最近です。。。
同僚のプランナーもぐぬぬ状態ですな・・・^^;
わかる人にデザインさせたくても様々な大人の事情でできなかった最近です。。。
同僚のプランナーもぐぬぬ状態ですな・・・^^;
Re: 32bit画像の恐怖
>ぼずおさん
具体的にはRGBA4444ですかね。
32ビットを16ビットに機械的に落とし込むと段階分けしてるような色になっちゃうのでちょっとあれです
具体的にはRGBA4444ですかね。
32ビットを16ビットに機械的に落とし込むと段階分けしてるような色になっちゃうのでちょっとあれです
Re: 32bit画像の恐怖
>ISLeさん
2Dゲームが多かったかつての時代はスプライト職人と呼ばれる方々がいたと聞きます。
どこまでも誤魔化し誤魔化し、要領を最低限までにしてくれるとか・・・
そんなデザイナーさんの技をこの目で見てみたいものです。
2Dゲームが多かったかつての時代はスプライト職人と呼ばれる方々がいたと聞きます。
どこまでも誤魔化し誤魔化し、要領を最低限までにしてくれるとか・・・
そんなデザイナーさんの技をこの目で見てみたいものです。
Re: 32bit画像の恐怖
>みけCATさん
JPEG2000じゃなくてエビフライを投げてくださいよ。
あとエビフライはタルタルソース派なのでそれも忘れずにね
JPEG2000じゃなくてエビフライを投げてくださいよ。
あとエビフライはタルタルソース派なのでそれも忘れずにね
最後に編集したユーザー せんちゃ on 2013年10月12日(土) 00:27 [ 編集 1 回目 ]