お勉強は順調です。始めたばかりなので当たり前。
● sin = sine(正弦)、cos = cosine(余弦)、tan = tangent(正接)
● 30°、45°、60°の三角比は頻繁に出るので覚えよう。
----------------------------
sin 30°= 1/2
sin 45°= 1/r2
sin 60°= r3/2
cos 30°= r3/2
cos 45°= 1/r2
cos 60°= 1/2
tan 30°= 1/r3
tan 45°= 1
tan 60°= r3
----------------------------
● 上の三角比を眺めて見ると
sin30°= cos60°= 1/2
sin60°= cos30°= r3/2
sin45°= cos45°= 1/r2
が成り立っています。
sin○=cos□ (○+□ = 90°)
となり、○をθという文字で表わせば、□ = 90°-θ となりますから、
sinθ = cos(90°-θ)
cosθ = sin(90°-θ)
となります。これは、1つの直角三角形の2つの鋭角のうち、どちらの角に注目するかの違いになっています。
sin○ = y/r = cos□
これを「ややこしい」と取らずに「sinとcosは自由に入れ替えできるのだ」と懐を深くしましょう。
では、tan はどうでしょうか。
tan30°= 1/r3
tan60°= r3 = r3/1
注目する角を変えると逆数にまります。この tanθ が tan(90°-θ)の逆数であるということを等式で表わすと、次のようになります。
tanθ = 1/tan(90°-θ)
このように、逆数にしたいものを分母にして「分の1」にします。
例えば、tan(90°-θ)= x/y を逆数の y/x = tanθ にするとき、次のように「分の1」とすれば、分子と分母が入れ替わった逆数になります。
1/tan(90°-θ) = 1(*y)/(x/y)(*y) = y/x = tanθ // 分子と分母に y をかける。
このように「分数の中にさらに分数が入っている分数を」を繁(はん)分数といいます。
繁分数のもう1つの処理方法は、分数(x/y)を分母とする割り算は、分母の逆数(y/x)のかけ算に等しいことを利用するものです。
1/tan(90°-θ) = 1/(x/y) = 1*(y/x) = y/x = tanθ
sinとcosのお勉強1
コメントはまだありません。