【今度こそ】中・高校生・文系社会人向きの数学本【大丈夫なはず】

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lbfuvab
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登録日時: 14年前

【今度こそ】中・高校生・文系社会人向きの数学本【大丈夫なはず】

投稿記事 by lbfuvab » 13年前

先日、母校に用がありついでに部活に顔を出した。
その時に後輩(高校2年)に「大学数学の本やけど、読めるやんな?」と本(確か佐武一郎の「線型代数学」)を渡して聞くと
「いや~、無理です」と即答されてショックを受けた。

そして、良く考えてみると自分も高校の時に大学の教科書は読んでいないのである。

深く悩みつつもルベーグ積分論の本を探していた時だったので、とりあえず図書館に行き手に取ったのが志賀浩二の「ルベーグ積分30講」だった。
そう言えばこの著者の「大人のための数学シリーズ」は高校の時に読んだな、等と考えながら読んでみると「これなら高校生でもサクサク読める」と思うくらい分かりやすい。
調子に乗ってその他の30講シリーズを読んでみるとやはり分かりやすい。

という訳で
数学好きの中学生・進んだ数学にちょっかいを出してみたい高校生・数学をやり直してみたい社会人には
「大人のための数学シリーズ」をお勧めする。
理由
1.分かりやすいし、コンパクト。しかし要点は載ってる。
2.突っ込んだ数学の本にしては安い。
3.このシリーズだけで大学1~2回生の範囲がほぼ全部分かる。
4.小ネタが多いので読み物として読める。

また、上のシリーズでは物足りない高校生には
「数学30講シリーズ」をお勧めする。
理由
1.あっさり読める。コンパクト過ぎてびっくり。でも要点はガッチリ押さえる。
2.このシリーズだけで大学1~2回生の範囲がほぼ全部分かる。
3.ちょいちょい小ネタが載ってて飽きない。


まぁ、30講シリーズ読んだ後にこの前紹介した「大学のお勧め教科書」シリーズ読んでほしいんですけどね・・・

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