【雑談】アマチュアでフリーゲームを作る理由について

[コレジャナイ]

前回の質問はまだ試行錯誤中でしてご容赦下さい。

これは主にアマチュア（プロの方でも仕事でなくゲームを作っている人も含め）でゲーム製作している方にお聞きしたいのですが、
どうしてゲームを作っているのかなぁと。

自分はこの度人生で初めてゲームを完成させました。音楽、絵、プログラム一応全て自作ですが、しょうもないクオリティです。
そこで色々な媒体を通しフリーゲームとして公開しましたが、当然ながら見向きもされませんでした。（酷評は覚悟していたのですが、酷評すら無いような状況でして・・・）
これは自分のゲームのクオリティがかなり低かった事が原因の第一ではあるのですが、正直な所昨今のフリーゲームの敷居がとても高い様に思えてなりません。

というのもフリーゲームのライバルが無料のオンラインゲーム（プロの方が製作しているもの）、サークル様などがメインで売りたい作品の前に名前を売るためにフリーゲームとして公開する作品などフリーゲームでありながら高クオリティを保っています。
こうした優れたフリーゲームの増加に伴ってユーザーの目も肥えて来、結果生半可な作品では中々辛い世の中になってきてしまいました。
（ユーザーにとっては良い方向へ向かっているのだと思いますし、仕方の無い事だなぁとは分かっています。）

作品を完成させる前は次のゲームなどの構想もあったのですが、今は全く手が動かず・・・。
次のゲームを完成させた所で前回の二の舞になる事が火を見るよりも明らかなのでorz

そんなこんなで心が折れてしまって・・・、他の方のフリーゲームを製作する理由やモチベーションなどをお尋ねしたいな、と思い質問致しました。

[Poco]

う～ん、ユーザの評価を気にしなければ良いんじゃないでしょうか？
音楽、絵、プログラムが全て自作であるという点は、ゲーム製作経験者からすれば
それだけで素晴らしいことだと思います。自分しか出来ないオリジナルを創作できるわけですから。

それと、初めてゲームを作ったにもかかわらず、ライバルが強敵すぎませんか？
初めて将棋を指した人が「プロには勝てないな」と言って将棋を指さなくなったら、突っ込みたくなりませんか？
まだやれることはたくさんあるはずです。
改善の余地はたくさんあるはずで、二の舞になり様がありません。かならず進歩は見られるはずです。

ですので、「次ぎ行ってみよ～」くらいの気持ちで取り掛かれば宜しいかと思います。

[せんちゃ]

ゲーム会社で仕事しながら休日は同人ゲームを作っていますが
主に会社で学んだことや試してみたい設計や方法論をまとめる用途でゲームを作っています。

売れるものを作るというよりは即売会イベントを通した技術屋さん、作家さんとの交流や情報交換が主な目的です。
メンテナンスしやすい環境を構築したり直しやすい作りができるとモチベーションは上がるのですが、
みんな社会人な中での制作なので認識合わせや打ち合わせがたくさんできないのが難点でモチベーション低下につながっていたりします。

正直同人の世界で評価されなくても業界で評価を得られればメシは食えるのでそれで良いかなとか思っているので
作ったゲームが酷評されたこともありますがあまり気にならないです。

[ISLe]

完成させたのは素晴らしいことだと思います。

わたしはゲーム好きで集まって制作したいと思っているのですが集まらないので制作にたどり着いてすらいません。
技術力向上のためにコードを書いては公開したり、権利関係で他人には見せられないようなものを個人的に作ったりはしてますけど。

もうおっさんなのでリアルで周りの知り合いに話を持ち掛けても相手にされません。
いまでも学生のように付き合える仲間とそういう付き合いができることを夢見てます。

[海Sea]

アマチュアの良い点は
好きなように作れるということだと思っています。
時間（制作のスケジュールとか）は重要ですが、
予算や規模は度外視できるので魅力的です。
アイテム課金を含め、まったくお金をとらないゲームなら、
なおさら、プレイした人にどうこう言われようがスルーできる権利だけはあります。

つまり、
ゲームは楽しいから、制作しています！

あと、やはり一人で超クオリティというのは無理があります。
結局本当に、たとえアマチュアだとしても
納得いく作品を作りたいなら、イラスト専門、プログラム専門という
二人とか三人とか、何人でもいいのですが、最終的にはチームは必要でしょう。

とにかく、次の作品を制作することをお勧めします！

[Tatu]

>どうしてゲームを作っているのかなぁ
私がゲームを作る理由は暇つぶしですね。
他にやりたいことがあればそっちをやっています。

>様々な媒体を通しフリーゲームとして公開しましたが
具体的にはどこで公開したのですか？
mixC++の作品お披露目掲示板にはないみたいですが。

宣伝も必要ですよ。そのゲームが知られなければダウンロードしてもらえず、評価もされませんから。

>敷居がとても高い
「敷居が高い」は「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」という意味のようです。
「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」は誤用となっています。

[コレジャナイ]

>>Pocoさん
ユーザーからの評価を気にしない場合は何をゲーム製作のモチベーションとすれば良いのかなぁ・・・というのが困っている事の一つなのですorz

自分が満足するようなゲームを作りたいというよりは遊んで頂く立場のため、ユーザーに楽しんでもらえるようなゲームを作りたいなという気持ちを常に忘れずにゲーム製作に取り込んでおりました。
こうした考えを持っているとユーザーからの感想を頂けないというのが何より苦痛でして・・・。

Pocoさんのおっしゃる通り自分の作品が未熟な事が原因というのは大いに自覚しております。
改善の余地もかなりあります。思いつく限り自分で駄目だしをして書き出しました。

ただゲームを完成させるのはやはり時間がとても掛かる作業なので(身に染みて実感しました)、
自分の人生を本当にゲーム製作に注ぎ込んで良いのか、もしかしたら向いてないのではないか、本業であるところの法律の勉強を優先させるべきではないか、など色々考えてしまって・・・。


>>せんちゃさん
ゲーム作りの目的がプロの方らしくて凄いです。
自分もなるべく次の作品に繋げられるようなプログラムを組めた時は(特にコンフィグ画面やマップエディタなどのプログラムはかなり上手くいきました)かなり嬉しいので、少しばかりお気持ちが分かる様な気がします。
社会人となってからのチーム制作は大変そうですね・・・。
学生よりも互いが責任と技術のある立場なため、頓挫する事は少なそうに思えますが、知らない人とのチーム制作は挑戦したことがなく見当違いでしたらごめんなさい。

そうですね・・・、ゲーム制作の目的を自分自身の技術的成長と捉えればユーザーの評価も気にする必要無いのかもしれません。


>>ISLeさん
ISLeさんのご回答などよく拝見させて頂いてますが、プログラム面に関しては間違いなくご自身だけでかなりクオリティの高いものを組める技術をお持ちだと思います。
恐らく絵師さんなどが必要なのかなと邪推致しますが、雇うなどでは駄目なのでしょうか・・・？
すみません、見当違いな事を書いてるかもしれません。


>>海Seaさん
どちらかというと自分はプレイした人にどうこう言われたかったり・・・。
何も感想ないと、自分はなんでこのゲーム制作したんだろうなぁという気持ちになっちゃったんですよねＯＴＬ

おっしゃる通り１人でクオリティを高めるには限界があるのかもしれません。
ただ身内でチーム制作に挑戦した事はあるのですが、てんで駄目でした。
モチベーションの差だったんだと思いますが、身内が挫折してしまって・・・。
それ以来チーム制作に頼らない様に自分が絵と音楽を勉強する方向で頑張ろうと決意しました。

次の作品制作に関しましてはPocoさんへの返答で書きました通りで、色々考え込んでしまい・・・。
弱音吐いてんじゃない、兎に角次を作れって話なのかもしれないですね・・。

[コレジャナイ]

>>Tatuさん
暇つぶしでゲーム制作が出来る技術力が羨ましい限りです。
自分は要領が悪いせいで、片手間で出来るものではなく本腰を入れて取り掛からないと(特に作曲が・・・)出来なかったものでorz

ふりーむとベクターですね。
特定されると恥ずかしいのであまり探して欲しくはないです・・・。
これも変な話ですが、ユーザーからの感想が欲しいはずなのに。
ただここの方は技術的にとても優れた方ばかりなので、そういった意味で稚拙な作品を見られるのが恥ずかしいのかもしれません。

宣伝は考えてませんでした。
普通であればブログなどで宣伝するのがやはり一般的なのでしょうか？


敷居が高いという言葉が誤用であると初めて知り、勉強になりました。
ここの方は技術面だけでなく日本語にも詳しい・・・。

[jay]

僕としては単にステップアップ、というかスキルアップの為にやっていますね

有料にしようと思ったら、やっぱりそれなりのクオリティがないと、誰も見向きもしてくれないですし
自分も納得できないですからね～

具体的な予定として、来年にとある即売会でゲームを売りに出そうと思っているので
それに向けてのスキルアップと準備の為に今はゲームを作っています。

[ISLe]

恐らく絵師さんなどが必要なのかなと邪推致しますが、雇うなどでは駄目なのでしょうか・・・？
すみません、見当違いな事を書いてるかもしれません。

絵はある程度自分で描くこともできるんですよ。
パソコン通信時代はネットにアップロードしたりもしてました。
曲の打ち込みとかもしますし。
パソコンで(無料で)できることには特にゲーム関連ならたいていのものに手を出してます。

進めない理由がコレジャナイさんとわたしは同じなのかなと思いました。
作ったものを見て欲しい
作っているところを見て欲しい
という点が違いますが。

傍から見たらしょうもないことでもこの設定にこんなにこだわっているんだって感じのことを語り合ったりしたいんですよね。
むしろ完成させるのは二の次くらいに。

[softya（ソフト屋)]

質問とズレますが、雑談ということでゲームを売ると言うか遊んでもらうマーケッティング的な視点で私なりに考えてみました。
ゲームを遊んでくれるターゲットで分類して考察してあります。

【カジュアルゲーム層】
主眼を一般の人に遊んでもらうことに置いた場合は、遊ぶ人にとっては素人作だろうとプロ作だろうと関係ないってことになりますよね。
既にインターネットが普及した時点で、目立っていて、そして遊べるものでないと注目してくれない状況になっています。
なのでアマチュアの作品が、そう言う人たちに触れる機会は殆ど無いと思います。
まだ、iPhoneやAndroidで作るほうが、そう言う人たちをターゲットに出来る可能性があります。
評価が高くなると遊んでくれる人たちです。

CESAの日本ゲーム大賞の一般作品に応募するとか、この間あったようなニコニコ超会議のニコニコ自作ゲームフェスなどの様なものに応募するとか考えるべきです。

【同人ゲーム購買層】
同人ゲームだと、同人誌即売会のあの場の雰囲気で買ってくれたり、遊んでくれたりしますが、ただネットだけで公開だと注目集めるのに苦労すると思います。
会場で注目集める方法も考える必要がありますし、積極的に即売会に参加して、実績を積み重ねていく必要が有るでしょう。


【ゲームマニア層】
ゲームはわざわざ探す人は、よっぽど積極的な人なので、そう言う人が求めているソフトを提供しないと遊んでくれないのでは？と思います。
たぶん、市販のゲームのようなものは期待されていないと思います（クオリティが高ければ別です）。
高いクオリティや意外性のあるゲーム性など話題性がある程度あれば、窓の杜が取り上げてくれたり、vectorが紹介してくたりして、遊んでくれる可能性は高くなりますね。
すごく尖ったゲームのほうが良いかもしれません。

雑ですが参考になればい幸いです。



>宣伝は考えてませんでした。
>普通であればブログなどで宣伝するのがやはり一般的なのでしょうか？

ニコニコ動画とかyoutubeの方が良いかもしれません。偶然目に触れる機会がブログより高いとおもいます。あとtwitterとか？あんまりやるとウザがられますが。
全方位的に色々やって、結果が出るのは数カ月後ぐらい待つ覚悟は必要かなと思います。

[コレジャナイ]

>>jayさん
その通りですね、有料の方が評価が厳しくなる反面、感想を貰い易かったり、最後までプレイして貰えたりする事が多くなるそうで。
有料に耐えうるクオリティで制作出来る方が羨ましい限りです。

即売会に向けて頑張って下さい！


>>ISLeさん
なるほど・・・。
自分は、ゲーム制作は完成させない限り意味が無いという事をある方から口を酸っぱくして言われていたので、完成は第一に考えています。
素人なので気持ちに余裕が無いだけかもしれないですが。


>>ソフト屋さん
IPhoneなどの携帯アプリって実際の所どうなのでしょう？
個人的にそろそろ下火かなぁという気がしております。
特にこれからアプリ制作に参加するとなるとC#の勉強など必要となってきますし・・・、アプリ制作するか否か結構悩んでいてどうなんだろうなぁと答えが出ていない状態です。

日本ゲーム大賞の受賞作品は過去のも含めてチェックしておりますが、個人制作の作品がほぼ無いのですよね。
当たり前の話ですが、やはり個人で挑むには厳しいのかなという気がしております。(余程アイデア性で勝負しなければならないかなと)

同人誌即売会などは参加した経験がなく、あまり考えてはおりません。
新規参入は、特に同人ゲームは18禁要素の無いものだと厳しいという話も伺ってます。

窓の杜が取り上げてくれるクオリティの物を作る事が出来るのであれば、日本ゲーム大賞へ応募して良い様な気がします。
恐らくユーザーからのリスポンスが一番期待出来る層がゲームマニアの方々でしょうから、目指すべきはこの層ですが。
マニア層が喜ぶ様なものとなるとこれまた難しい話ですね・・・。
ゲームを制作する以上何かしら他のゲームでは体験出来ない事を取り入れる事を絶対としているので、それが上手くヒットすればあるいはチャンスがあるのかもしれません。


宣伝については次の作品から頑張ってみたいと思います。

[softya（ソフト屋)]

>IPhoneなどの携帯アプリって実際の所どうなのでしょう？
>個人的にそろそろ下火かなぁという気がしております。

そんなガンガン売れるとか、すぐ注目を浴びるとかは無いでしょう。
でもＰＣよりはチャンスがあると思います。
比べればＰＣよりも遊んでもらえる機会チャンスが多いって事を言いたいだけです。

>特にこれからアプリ制作に参加するとなるとC#の勉強など必要となってきますし・・・、アプリ制作するか否か結構悩んでいてどうなんだろうなぁと答えが出ていない状態です。

UnityやMono Touchとか使われるんでしょうか有料なのですが。
一般的にはAndroidならJavaでiOSならobjective-cです。

> 宣伝については次の作品から頑張ってみたいと思います。

今回から頑張ったほうが良いと思います。
どの位効果があるか調べるチャンスですよ。

【補足】
ISLeさんも言われる通り完成させたってのは大変意義の有ることです。
なので、現状にめげず作品を作っていってほしいです。無責任な発言ですが。
ただ、将来のことは真剣に考えてくださいね。

[ISLe]

自分は、ゲーム制作は完成させない限り意味が無いという事をある方から口を酸っぱくして言われていたので、完成は第一に考えています。
素人なので気持ちに余裕が無いだけかもしれないですが。

ゲーム業界にいながらデスマーチの経験がないので完成させることに関しては問題ないと思うんですよね。

締め切りギリギリまであーでもないこーでもないやりあうようなのを経験したいので、知り合いにそのようなアイデアを話すと「そんなの作れるわけがない」と相手にされないのです。

[ISLe]

ユーザーレスポンスに関してなんですが、どのくらいダウンロードされてどのくらいのレスポンスをもらえることを想定されていたのでしょうか。

むかしフリーソフトとして公開したツールプログラムは1000ダウンロードくらいで2～3人からレスポンスがありました。
家庭用ゲーム機向けのゲームソフトでもメジャーなジャンルでないと1万本売れてもネットで感想見付けることはほぼありませんでした。

PC向けだと0.1%レスポンスあれば良い方だと思うんですよね。
この割合ってソフト自体のクオリティとはほとんど関係なかったりもします。

目立つことも大切ですし、レスポンスを出すモチベを与えられるかどうかです。
実際のところゲームの中身と関係なくても良いわけです。