【1. 言語を選ぶ】
プロになるなら当然複数の言語(や諸々)を習得する必要がありますが、
最初に手を出す言語を何にするかは重要です。
人によって向き不向きもあるし、回答者の好みもあるけど、
C言語は悪くない選択肢の1つだと思います。
入門書、解説サイト、サンプルなども非常に豊富ですし、言語自体が非常に強力です。
多すぎる情報で迷子にならないことに気を付けましょう。
その他の注意点としては、C++と混同しないようにすることでしょうか。
【2. 入門書の選択】
私の場合だと、大型書店に行って入門書を立ち読みし、自分に合ったものを探します。
自分が身に着けたいことが書いてあるか、自分に理解できそうか、ということは、
書評ではなかなか判断できないためです。
経済的な理由や地理的な理由で同じことができない場合は、
書評に賭けるか、Web上で入門サイトを探すことになるでしょう。
【3. 学習】
入門書を全て読み、全てのプログラムを実行します。
サンプルのままで実行した後、必ず自分なりにアレンジしてください。
本に書かれた理解できない呪文を唱えるだけでも、
本に書かれた通りの実行結果が得られるはずですが、
こんなのはプログラミングではありません。
アレンジできた部分についてのみ一応理解できた、と、考えるようにしましょう。
ちなみに私は、CD-ROMなどは使わずに、ソースコードを手打ちすることに拘っています。
手打ちすると適度に間違いが入り、コンパイルできなかったり、
正常に動作しなかったりします。
どのような間違いがどのようなエラーにつながるのか知ることも理解につながりますし、
デバッグに慣れることもできます。
【4. 理解できない場合】
入門書といえど、一度も躓かずに理解しながら読み終えることは滅多にありません。
じっくり考えて、試行錯誤を行って、寝て起きてもう一度試してもお手上げだったら、
掲示板で質問しましょう。
目先の問題を片づけることなど大した問題ではありません。
自分で考える力、理解する力、応用する力、自分で調べる力、
これらを向上させることの方がより重要です。
疑問=成長のチャンスと考え、浪費しないようにしましょう。
よほど質問が下手でなければ、C言語入門のレベルで、
この掲示板で回答がつかないことはまずありません。
しかし、掲示板の回答が完全に理解できないことはあるかもしれません。
そのような場合は、一旦飛ばして先に進むという選択も有効でしょう。
学習を続けていけば、いつか読み返したときに理解できるでしょう。
あまりにも飛ばすことが多い場合は、本のレベルと自分のレベルが合っていません。
本の最初に戻るか、別の本を探しましょう。
【5. 次のステップ】
次の本を探します。
【2. 入門書の選択】の時に比べると、理解が深まっているはずです。
同時に、自分がやりたいこともより具体的になっているでしょう。
【6. 参考】
一応サイトを紹介しておきます。
苦しんで覚えるC言語(苦C)