Lemon構文解析器で再帰的定義

[MoNoQLoREATOR]

Lemon構文解析器のお話です。

gram.y

コード:

list ::= Element.

という文法規則ファイルは正常に解析、変換してくれるのですが、

gram.y

コード:

list ::= Element.
list ::= list Element.

という文法規則ファイルを解析させようとすると

コード:

The start symbol "list" occurs on the right-hand side of a rule. This will result in a parser which does not work properly.
Assertion failed: apx->type==SH_RESOLVED || apx->type==RD_RESOLVED || apx->type==SSCONFLICT || apx->type==SRCONFLICT || apx->type==RRCONFLICT || apy->type==SH_RESOLVED || apy->type==RD_RESOLVED || apy->type==SSCONFLICT || apy->type==SRCONFLICT || apy->type==RRCONFLICT, file lemon.c, line 1215

と出力されてプログラムが強制終了します。

おそらく"list ::= list Element."のような再帰的(?)文法規則が定義されているとこの現象が発生するものと思われますが確証はありません。


追記：
～質問内容～
・何故　強制終了するようなエラーが起きるのか
・どのように改善したらエラーを起こさずLemonを実行完了させられるのか



環境：
OS　windows8　64bit
lemonのバイナリを得る際にVisualStudio2013Expressを使用してビルド


よろしくお願いいたします。

[beatle]

質問は何でしょうか？

僕はLemon構文解析器は知らないので正確ではありませんが、左再帰は構文解析器泣かせの構文規則として知られています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6% ... D%E5%B8%B0

[MoNoQLoREATOR]

失礼致しました。
質問は
・何故　強制終了するようなエラーが起きるのか
・どのように改善したらエラーを起こさずLemonを実行完了させられるのか
です。

[Poco]

ここにエラーメッセージの原因っぽいことが書かれています。
http://www.geocities.jp/beruponu/memo/l ... ented.html
どうやら一番頭となる解析ルールは1つしか認められていないようで。
新ルールとしてhoge::= listを頭に追加したら解決するんじゃないでしょうか。

[MoNoQLoREATOR]

返信ありがとうございます。

仰るように、

コード:

program ::= list.
list ::= Element.
list ::= list Element.

とするとエラーを起こさずLemonさんがコンパイルを完了させてくれました。

こんな隠されたルールがあったのですね。

解決しました。
ありがとうございました。