標準関数に頼ってプログラムをスマートに書くのもよいですが、
入門時は内部でどのように処理が行われているのか把握するため、また、その関数にとらわれることなく、応用力をつけるため、関数をそのたびごとに自作で作ってみてはいかがでしょうか。
関数を作る練習として一番有名なのがa2iだと思いますが、微妙に難しいのでもう少し簡単なところから。
①strlenについて
この関数はご存知の通り、文字列の長さを求める関数です。
実装内容は簡単で、単に終端記号が入っている配列要素までの個数を調べてやればいいだけです。
サンプルとしてはこちらです。strlenをstringlenと名前を変えてみました。
int stringlen(char st[/url]){ int i=0; while(st!='\0') i++; return i; }
strlenはsize_t型関数ですが、ほとんどsize_tはintでしょうし、スマートに説明するため省きます。
こちらの関数の使用サンプルはコチラです。
#include <stdio.h> int stringlen(char st[/url]){ int i=0; while(st!='\0') i++; return i; } void main(void){ char st[/url]="0123456789"; printf("%d\n",stringlen(st)); }
このように、\0までの個数が返っていますね。