みけCATのにっき(仮)
つれづれなるまゝに、日くらし、PCにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
(本当か!?)
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おすすめの開発環境

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みけCAT
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おすすめの開発環境

投稿記事 by みけCAT » 14年前

タイトルは半分嘘です。

※この記事に書いてある「質問」とは、
http://dixq.net/forum/viewtopic.php?f=3&t=6992&p=59345
のことです。

質問に答えるためにVisual Studioというやつを使ってみたのだが...
感想:なんだこれwww
本当の内容はこのVisual Studioの悪口です。(愛用者のかたすみません)
題して、Visual Studioのここが悪い!
・起動が遅い
自分がふつうに使っている他の開発環境と比べて圧倒的な起動の遅さを誇っています。
[table=][tr=][td=]開発環境[/td][td=]クリックしてから使えるようになるまでの時間[/td][/tr]
[tr=][td=]Dev-C++ 4.9.9.2[/td][td=]約9秒28[/td][/tr]
[tr=][td=]C言語を始めよう! 2.0.0.5[/td][td=]約2秒81[/td][/tr]
[tr=][td=]Microsoft Visual Studio[/td][td=]約21秒86[/td][/tr][/table]
文字通り桁が違うwww

・設定がめんどくさい
その質問は音楽をどこに置くかというものであったが、
それ以前に基本の枠組みのコピペでもコンパイルが通らなかったです。
設定の方法が書いてあるとはいえ、
たとえるなら「日本大学生産工学部のOCで意味もわからず指示された通りにANSYSをいじる」、そんな感じでした。
(わかりにくいたとえですみません)

・無駄にプロジェクトを作る必要がある
この質問に答えるには、ソースを1つ書くだけで済みます。
それだけなのに、わざわざプロジェクトを作らなければならないようです。
「新規作成>ファイル」でファイル単体も作れるようですが、それではコンパイルできないようです。
それではただのテキストエディタではないか。(テキスト以外も作れるようだが)
もちろんDXライブラリも使える「C言語を始めよう!」では、そんなものを作る必要はありません。

・意味不明な巨大ファイルが作られる
この質問に答えるために作ったプロジェクトでは、33.7MBの.sdfファイルが作られました。
もしこれがUSBメモリー上で、容量が10MBくらいしかなかったら.....
そしてプロジェクト全体の容量は86.7MBでした。(3.88MBのmp3ファイルを含む)
「C言語を始めよう!」でも、.tdsという変なファイルが作られますが、こちらは384KBです。
大きいことには変わりありませんが、かなりましでしょう。
ちなみにDXライブラリを使うとexeのサイズは2MBくらいになります。

・exeファイルの容量が無駄にでかい
Microsoft Visual StudioでDXライブラリを使ってexeファイルを作ると、3538KBになりました。
全く同じソースで「C言語を始めよう!」だと、2007KBでした。
何と、1MB以上の差があります。

それでも何らかの理由でMicrosoft Visual Studioを使い続けたいという方は、どうぞお使いください。
そうでない方は、自分が使っている以下の開発環境を使ってみてはいかがですか?
・Dev-C++
安定した英語版と不安定な日本語版があります。
英語版に無理やり日本語の言語ファイルを読み込ませると文字化けします。
しかし、Portable版もあり、使いやすいです。
自分のメインの開発環境です。
http://www.bloodshed.net/devcpp.html
日本語版:http://dev-cpp-jp.sourceforge.jp/

・C言語を始めよう!
http://homepage3.nifty.com/aokura/
ちょっとコンパイラの入手が複雑ですが、
バージョン2系統は複数ファイルにも対応していて、そこそこ使えます。
DXライブラリを使うときはこっちの開発環境です。
もちろん龍神録もちょっとプロジェクトを簡易変換し、
エラーメッセージを見ながら多少修正するだけでコンパイルできます。
変換スクリプトも載せておきます。

CODE:

#!/usr/bin/perl

opendir(DIR,"project");
while($dir = readdir(DIR)) {
	if(-d "project/$dir") {
		if(open(IN," project/$dir/RyuJin.prj")) {
				print OUT "[Settings]\n";
				print OUT "ExeName=\n";
				print OUT "Options=-W\n";
				print OUT "Arguments=\n";
				print OUT "Make Option=-a -c\n";
				$count=0;
				while() {
					if($_ =~ /RelativePath=\".*\"/) {
						$file=$_;
						$file =~ s/^.*RelativePath=\"(.*)\".*$/$1/;
						printf OUT "File%03d=%s",$count,$file;
						$count++;
					}
				}
				printf OUT "Count=%d\n",$count;
				print OUT "Make Clean=0\n";
				close(OUT);
			} else {
				print "出力エラー:" . "project/$dir/RyuJin.prj" . "\n";
			}
			close(IN);
		} else {
			print "入力エラー:" . "project/$dir/RyuJin.vcproj" . "\n";
		}
	}
}
closedir(DIR);
このどちらかの環境を使ってみてはいかがですか?
もちろん使いなれたテキストエディタとコマンドプロンプトでもかまいません。
最後に編集したユーザー みけCAT on 2010年12月16日(木) 07:42 [ 編集 1 回目 ]
理由: またカテゴリをつけ忘れたorz

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GRAM
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登録日時: 14年前

Re: おすすめの開発環境

投稿記事 by GRAM » 14年前

まあおっしゃる通りなんですが(笑)
ただやはりコードがおっきくなってくるとVisualStudio使い勝手がいいですよ。
なにがいいって
①どこに書いたか忘れたような定義や関数、クラスなんかはそこにマウスポインタを合わせるとちっちゃくて愛しいアイコンがでてきて助けてくれる
②それでもわからなければ右クリックして定義へ移動で一発。
③デバッカが強力。特にC++なのに一行ずつ実行できる(このため実行時のエラーがかなり早く見つかる)
④実際にコードを打たなくても次に書くべきコードの一覧がでてくる。(特にクラスや名前空間を使ったとき)
⑤間違ったコードを描いた時は赤い波線で間違いを教えてくれる。
⑥windowsに特化したつくりだけあってWin32のアプリケーションなんかはほとんどホームページビルダーのような感覚で枠組みを作れる
・・・などなどメリットも上げ出したらきりがないですよ!

ちなみに僕はどうでもいいようなちっちゃいプログラム用にソリューションを一個作って、そこにプロジェクトを足してコンパイルしています。
こうすれば細かいファイルを足してもさしてサイズは増えません。
それから
>>Microsoft Visual StudioでDXライブラリを使ってexeファイルを作ると、3538KBになりました。
>>全く同じソースで「C言語を始めよう!」だと、2007KBでした。
>>何と、1MB以上の差があります。
ですがこれはちゃんとReleaseでコンパイルしましたか?
VSにはDebugモードとReleaseモードがあり、実行ファイルのサイズも速度も桁違いに違います。

>>設定がめんどくさい
設定もVS2010からはXMLファイルでできるようになってるので
表示→プロパティーマネージャー→ソリューション名→Debug|Win32→Microsoft.Cpp.Win32.userの設定をいじくれば例え違うプロジェクトを立ち上げても
二度と同じ設定をしなくてもいいようになってます。そういった意味ではかなり楽です。

・・・とVisualStudioを弁護してみましたが、もちろん僕もおんなじような不満は持ってるんですけどね・・・
とくに容量がでかいのは何ともうっとうしいですよねw

ISLe
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登録日時: 15年前

Re: おすすめの開発環境

投稿記事 by ISLe » 14年前

2010からは.NET Frameworkで動くので初回の起動には時間掛かりますね。
ウチだと1回目は10秒くらいですけど2回目以降は数秒で起動しますよ。
GRAMさんもおっしゃっているようにデータベースファイルがでかい分ユーザー補助機能が充実しているのでソースファイルがたくさんあったりプロジェクトが複数に分かれていたりするとどんどん便利になっていきます。
純正品なので最新のWindowsSDKとかDirectXSDKとかの対応が早いです。
他の開発環境では最新のSDKが使えなかったりしますし。

ソースファイル1個とかだとコマンドプロンプトからclコマンドでコンパイルしてます。
CygwinやMinGWでコマンドラインからgccも使ってます。

VS2010が快適に動く環境でないと重いゲームはまともに遊べないと思うんですよね。

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みけCAT
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Re: おすすめの開発環境

投稿記事 by みけCAT » 14年前

GRAM さんが書きました:ですがこれはちゃんとReleaseでコンパイルしましたか?
VSにはDebugモードとReleaseモードがあり、実行ファイルのサイズも速度も桁違いに違います。
Debugでやっていました。
Releaseにしたら1421KBになりました。
ISLe さんが書きました:ウチだと1回目は10秒くらいですけど2回目以降は数秒で起動しますよ。
これはこの記事を書いてから気づきました。
今試したら1回目は約17秒で、2回目は約5秒でした。
最後に編集したユーザー みけCAT on 2010年12月17日(金) 15:54 [ 編集 1 回目 ]
理由: 誤字を修正しました。