老プログラマの独り言
word2vec とは? word2vec で何ができるのか?
はググれば、多くのサイトが見つかるので、ここではスルーします。
文字通り、「言葉をベクトル化」して、ごにょごにょするのですが、自然言語処理(略してNLP)や機械翻訳、文章要約、検索エンジン、音声認識などの応用分野を勉強する上で、避けては通れない最初の関門みたいなものでしょうか。
ドラクエ、FFで例えると、最初に闘う雑魚ボスですね。
(でも、その雑魚ボスはただの雑魚ではなくて、冒険者たちの未来を決定付ける示唆の富んだ存在で、
ラスボスに一度挑んで全滅した冒険者たちを、復活させてくれたりするかもしれないという、
伏線がはられてる予感を感じさせる・・・まあ、ただの雑魚かもしれないんですけどね。)
ドラクエ、FFの話はおいといて、word2vec を考えついた人は、素直にすごいなーと私は思います。
プログラマの立場からすると、単語や記号を行列にぶち込んで、並列処理しながら、ぶるんぶるんと計算できるありがたみがあります。
物理学的に考えると、「売り言葉に買い言葉」=作用反作用の法則、「言葉の独り歩き」=慣性の法則、「言葉の暴力」=言葉とエネルギーの等価すなわち特殊相対性理論。言葉に物理法則適用できるんじゃ・・・
化学的に考えると、もしかしたら元素、分子もベクトル化して計算したら、リチウムイオン電池を超える新素材が見つかるんじゃ・・・
こうなったら、素粒子も時間も空間もベクトル化して計算したら、ワープ航法やタイムマシンの原理がわかるんじゃ・・・
などと妄想してしまうほど、word2vecの魅力の罠にはまるので気をつけて下さい。
(word2vec で妄想するのは私だけかもしれない。)
word2vec の罠
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- 登録日時: 4年前
word2vec の罠
最後に編集したユーザー tanu_kichi on 2019年10月21日(月) 19:17 [ 編集 12 回目 ]
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