老プログラマの独り言
Richard Matthew Stallman (以下RMSと略) という方をご存知でしょうか?
GNUプロジェクト、FSF(フリーソフトウェア財団)の創設者、Emacs、gcc開発者と言えば、「ああ、あの人か!」と思い浮かべることができるかもしれません。
私が20代のときに、米国で開催されたUNIX関連のイベントで一度お会いしたことがあります。
当時はもちろん、現在でも、彼は伝説的なハッカーですし、私にとっては「雲の上の人」的存在です。
時はバブル最盛期、ボディコンねえちゃんが六本木でバブリーダンスを踊っていた頃、私は外資系IT会社に勤務しておりまして、北米に続々と進出した日本の製造業社の現地サポートを担当するシステムエンジニアとして米国内をあちこち飛び回る生活をしていました。
(と書くとカッコいい感じに思えるかもしれませんが、要は「お前は、米国にある取引企業の元で下僕のように働け!」みたいな感じです。現地の米国人は定時で帰り、残った日本人はまず深夜0:00まで帰ることはありませんから、下僕の私には地獄のような毎日でした。)
話を戻しますが、RMSと2,3分ぐらい会話したのですが、何を話したかは、今では思い出せません。
ただ彼から一言「キミの英語は変だ」と言われたのだけは覚えています。
ええ、わかります。彼は嘘のつけない思ったことを率直に言う正直者です。
それ以来、RMSが開発したEmacsを私は二度と使うことはなかった。(笑)(gccは共同開発っぽいのでOK)
まあ、最後のオチは冗談ですが、UNIX系OSの場合、どのメーカーのマシンも Vi はデフォルトでインストールされているのに対し、Emacsはインストールされてないものがあるため、Vi を使わざる得ない環境でした。
現在もプログラミングには Vi (Vim)を使用しております。
VS,eclipseなども試しましたが、コンソールから起動できて、動きが軽い Vi が私の性にあっているのだと思います。
RMS ( Richard Matthew Stallman )
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- 登録日時: 4年前
RMS ( Richard Matthew Stallman )
最後に編集したユーザー tanu_kichi on 2019年10月20日(日) 13:59 [ 編集 12 回目 ]
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