TVかなにかで、生物の模様が個々の細胞の反応によって生まれてくるという話を聞いてから
生物の形や行動の仕組みに興味をもっていたのと、セル・オートマトンのプログラムを作った
ことがあったのでそれの応用で生物の模様(斑点とか縞とか)が描けるかなといろいろネットで
調べた情報をもとに実験プログラムを作ってみました。
(キーワード:生物の模様 チューリング・パターン 拡散反応系)
アルゴリズムをかなりざっくりと概要で説明しますと
前提:セル(画素)を黄色と青色の2つの成分値(0~255)の合成で表現する。
・黄色はすぐとなりの黄色・青色を増加させる。
・青色は1つ飛ばした先の黄色を減少させる。
・すべてのセルの値を上記手法で計算する処理を繰り返す。
処理を繰り返していくと、色成分値が大きい部分(白色)と小さい部分(黒色)に分かれてきます。
増加と減少の係数を変えていくと様々なパターンが現れてくるのですが、ある設定値で黒い線が
一定幅以上の白空間を侵食していく現象が発生することを発見して、すぐにこれは迷路作成に使える
のではないかと思い付き試しに作ってみました。
思った以上に迷路らしく出来たのですが、まだ以下の問題点があります。
1.迷路完成までにすごく時間がかかる。
2.論理的な手法で作成してるわけではないので通路が分断される等脱出不能迷路ができる
可能性が払拭できない。
作成過程に興味がある方は下のURLに実行ファイルをアップしてますので実行してみてください。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014573 ... 180714.ZIP
新しい迷路作成プログラム
Re: 新しい迷路作成プログラム
線がモコモコ進む様子は生き物みたいですねΣ(・ω・ノ)ノ!
ゆっくりな変化でしたが、どれも予想外の動きで見入ってしまいました。
迷路の模様はとっても神秘的な雰囲気ですね( ´∀` )
ゆっくりな変化でしたが、どれも予想外の動きで見入ってしまいました。
迷路の模様はとっても神秘的な雰囲気ですね( ´∀` )
Re: 新しい迷路作成プログラム
>もるもさん
もともとは生物の模様っぽいものが描けたらいいなと思ってプログラムを作ったんですが、
模様自体よりできる過程の動きの方が生き物っぽくて面白いですね。自分ではまってますw
せっかくだから、動きのある迷路作成プログラムという方向で完成させたいと思います。
もともとは生物の模様っぽいものが描けたらいいなと思ってプログラムを作ったんですが、
模様自体よりできる過程の動きの方が生き物っぽくて面白いですね。自分ではまってますw
せっかくだから、動きのある迷路作成プログラムという方向で完成させたいと思います。
Re: 新しい迷路作成プログラム
マウスでフリーハンドの線を引いてそこから通路が伸びるようにしました。
進行速度も早くなるように係数を調整してます。
プログラム名称をどうしようか悩んだんですが、仮に反応拡散系迷路(RAMaze)としました。
サンプル動画
実行ファイル
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014573 ... Maze01.ZIP
進行速度も早くなるように係数を調整してます。
プログラム名称をどうしようか悩んだんですが、仮に反応拡散系迷路(RAMaze)としました。
サンプル動画
実行ファイル
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014573 ... Maze01.ZIP