この世界が完全に衣食住が約束された世界になったら、何が起こるのだろうか。
食物の生産、栽培、家畜の飼育、出荷、魚介類の捕獲がマシンやロボットによって全自動化され、調理もマシンによって全自動。
田畑はドームで守られており不作良作は無く、常に計画通りの食料が生産される。
地球上に豊富に存在する資源から服を作る技術が確立され、生産から出荷まで全自動。
各地域ごとに巨大な宿泊施設が既に建設済みで、十分な人数を受け入れ可能。施設内では前述のシステムによって料理と服が全自動で提供される。
つまり、誰も働かなくても全人類が生活することができる世界。
こんな世界になったら、そのとき人は何を感じ何を考えどんな行動を取るのだろうか。
あなたならどんな行動を取りますか?
また、他の人はどんな行動を取りそうですか?
この世界に対して、何か意見は芽生えましたか?
みなさんの意見を聞かせてください。
とりあえず私の見解を示します。
まず、全ての学生は学校を辞めるでしょう。必要性を感じる学生は独学を始めるでしょう。エリートの人には授業はむしろ邪魔だしそれ以外の人にはやる気がないのでこれは確実だと思います。
そしてほとんどの社会人は会社を辞めるのではないでしょうか。本当に成し遂げたいことがある人だけが残ります。
次に、人は娯楽を求めます。
しかし、娯楽を提供してくれる人は居るのでしょうか?
友人と野球、サッカー、バスケ、トランプ、囲碁や将棋をすることはできそうです。プレステの電源を入れてFFをプレイすることもできそうです。恋人とイチャイチャすることもできるでしょう。
でも、テレビは放送しているでしょうか?ラジオや映画は?難しいのではないでしょうか。あるとしたら、本当にそれに命と情熱を注いでいるクリエイター達による魂の作品でしょう。
オンラインゲームも同じです。サーバーの運用が必要ですから。ただ、おもしろいゲームなら、誰もやらないなら俺がサーバーを運用してやる!という人が出てくる気がします。
うまくいけば、エンターテインメントの質が格段に上がるのではないでしょうか。並々ならぬ情熱を持った人だけが集まってものを作れば、すごくおもしろいものが出来上がるんじゃないかと思うんです。スポンサーの言うことなんて聞かなくてもいいですし。
お金を儲けることよりも何よりも、おもしろさが最優先されたゲームやその他エンターテインメントが生み出されるようになると思うんです。
話をちょっと戻しますが、YouTube、ニコ動、Vine、2ch、コミケとかは今まで通り通常運行なのではないでしょうか。
サーバー運用だけが気がかりですが、有志が現れるような気がします。
だから娯楽に関しては心配ないのかもしれません。
と思いましたがハードウェアを作る人が居なくなってしまう可能性は高いですね。
でもこの世界を作り出すほど文明が発達していればそれすらも全自動で実現できてしまいそうですね。
最初はとても心配していましたが、この世界、意外とうまく回るのではないでしょうか?
完全に衣食住が約束された世界
RE: 完全に衣食住が約束された世界
ようするに、究極の共産主義社会が実現したらどうなるのか。 というお話でしょうか。
これまで人間様が行っていた労働のその全てを、機械がやってくれる訳ですから、人間様からすればいやーーハッピーです。
過去にも似たような事例がちらほらとありますね。 その場合は機械は奴隷に置き換えられます。
その機械なり奴隷と言うのが、たとえ人間様と同じ姿形をしていて同じ血肉と命を持とうとも、機械は機械、奴隷は奴隷、人間様ではありません。
分かりやすいところでは、古代ローマ帝国なんかがその一例です。
当時のローマは帝政で、政府から提供される食料や娯楽はあくまでも、為政者からの恩恵であり、
市民の権利ではありませんでしたが、「パンとサーカス」などと言った言葉で揶揄される愚民政策の1つとして知られています。
究極の共産主義社会が実現し、全ての国民があらゆる労働から解放され、等しく生活に十分な生活資源を獲得できるようになった場合、
まず愚民化が進みます。
民衆は政治への関心を失い、政府のあり方に疑問を持つことすら無くなるでしょう。
まさに以前の水素水のような
「あんだー おめーさー どこそこの大学のお偉い教授先生がおっしゃる事だー 間違いないでー」
とか言ってる田舎のおばあさんレベルで思考を放棄するでしょう。 なんせ無学な人たちですから。
こんな世界が実現したら、私ならとりあえず為政者になります。 そして神になります。
どうせ相手は学も教養も無い愚民共ですから、私の言葉をありがたーーーく拝聴していればいいのですよ。
いわゆる共産貴族という奴ですね。
そうなったら、私アレやります。 愚民共を横に1920人、縦に1080人並べて、マスゲームによるアニメ放映とか。
最低でも30分のアニメを毎週1本はやりたいですね。
それを地上100階ぐらいの高いところから、優雅に眺めるのです。 壮観ですね。
後、現代の都市部をそのまま水に沈めて水族館的なのを作りたいです。
一口に娯楽と言っても、思いつきは人それぞれですから。
まぁ、アレですね。 暇を持てあました人間は何をしでかすか分からないって事です。
これまで人間様が行っていた労働のその全てを、機械がやってくれる訳ですから、人間様からすればいやーーハッピーです。
過去にも似たような事例がちらほらとありますね。 その場合は機械は奴隷に置き換えられます。
その機械なり奴隷と言うのが、たとえ人間様と同じ姿形をしていて同じ血肉と命を持とうとも、機械は機械、奴隷は奴隷、人間様ではありません。
分かりやすいところでは、古代ローマ帝国なんかがその一例です。
当時のローマは帝政で、政府から提供される食料や娯楽はあくまでも、為政者からの恩恵であり、
市民の権利ではありませんでしたが、「パンとサーカス」などと言った言葉で揶揄される愚民政策の1つとして知られています。
究極の共産主義社会が実現し、全ての国民があらゆる労働から解放され、等しく生活に十分な生活資源を獲得できるようになった場合、
まず愚民化が進みます。
民衆は政治への関心を失い、政府のあり方に疑問を持つことすら無くなるでしょう。
まさに以前の水素水のような
「あんだー おめーさー どこそこの大学のお偉い教授先生がおっしゃる事だー 間違いないでー」
とか言ってる田舎のおばあさんレベルで思考を放棄するでしょう。 なんせ無学な人たちですから。
こんな世界が実現したら、私ならとりあえず為政者になります。 そして神になります。
どうせ相手は学も教養も無い愚民共ですから、私の言葉をありがたーーーく拝聴していればいいのですよ。
いわゆる共産貴族という奴ですね。
そうなったら、私アレやります。 愚民共を横に1920人、縦に1080人並べて、マスゲームによるアニメ放映とか。
最低でも30分のアニメを毎週1本はやりたいですね。
それを地上100階ぐらいの高いところから、優雅に眺めるのです。 壮観ですね。
後、現代の都市部をそのまま水に沈めて水族館的なのを作りたいです。
一口に娯楽と言っても、思いつきは人それぞれですから。
まぁ、アレですね。 暇を持てあました人間は何をしでかすか分からないって事です。
最後に編集したユーザー へろりくしょん on 2016年8月08日(月) 04:46 [ 編集 1 回目 ]
Re: 完全に衣食住が約束された世界
衣食住は自動で出てくる…
現代にも,おおよそそんな感じの立場の人間共を寄せ集めた場所があるじゃないですか.
そう,学校ってやつですね.
その学校から,将来の生存のために必要な要素,すなわち「教育」の部分を取り払ったような感じになるんじゃないですかね.
その状態ってのも概ね,「学級崩壊」とかなんとか呼ばれる状態の場所が既存ですね.
社会全体がそういう感じになるだけなのではないかと想像します.
私は「北斗のなんとか」いう作品をまともに知らないんですけど,あれです,「ヒャッハー」とか言っちゃってる世界.
あの世界に「衣食住は間に合ってます」要素が加わったような状態.
現代にも,おおよそそんな感じの立場の人間共を寄せ集めた場所があるじゃないですか.
そう,学校ってやつですね.
その学校から,将来の生存のために必要な要素,すなわち「教育」の部分を取り払ったような感じになるんじゃないですかね.
その状態ってのも概ね,「学級崩壊」とかなんとか呼ばれる状態の場所が既存ですね.
社会全体がそういう感じになるだけなのではないかと想像します.
私は「北斗のなんとか」いう作品をまともに知らないんですけど,あれです,「ヒャッハー」とか言っちゃってる世界.
あの世界に「衣食住は間に合ってます」要素が加わったような状態.
Re: 完全に衣食住が約束された世界
それで本当に成り立てばいいんですけどね・・・
人間が怠け、何もできなくなり、いずれ腐ってゆく、最終的には世界のバランスが崩れて人類は絶滅していく。
人類の終末期ですね。
まず、ロボットのメンテナンスを誰がやるかってことです、ロボットがロボットのメンテナンスをさせるのも良いでしょう、もしそれで間に合わないときは「俺がやる!」という有志の方が修理などをしても良いでしょう。ですが、何かの事故が起きてこの世の中からエネルギーが足りなくなって、ロボットを動かせなくなった となったらどうでしょうか。
人間は何もできない、たとえ太陽光などで自動発電するシステムが世の中に溢れ返っていても、それが破壊されては何ともなりませんし、それで回復が追いつくとも言えません。
その時に、 人間は自分じゃ何もできない!何をしたら良いのかわからない! そうやって、何もできず人間は次々と息絶えていきます。
そもそも、すべてが自動化されても、どこかで自動化できない部分が生まれてきてしまいます。さらに、その自動化システムを作成したりメンテナンスするのも人間です。ですが、その人間が大幅に減るということは、新しい技術がほとんど生まれなくなる ということですよね。そうなると、発展がなくとても面白味のない世界になってしまいます。
その変化がないと当然環境の変化などにも対応しにくいことでしょうし。あまり現実味のない話ですよね。
僕は、自分で働いてこそ人間だと思います。何も苦労をせず、娯楽だけを求める人生、そんな人生は生きがいがなくつまらないと思います。最初は上手くいっても、バランスが崩れて上手くいかなくなる。僕はそう思います。
人間が怠け、何もできなくなり、いずれ腐ってゆく、最終的には世界のバランスが崩れて人類は絶滅していく。
人類の終末期ですね。
まず、ロボットのメンテナンスを誰がやるかってことです、ロボットがロボットのメンテナンスをさせるのも良いでしょう、もしそれで間に合わないときは「俺がやる!」という有志の方が修理などをしても良いでしょう。ですが、何かの事故が起きてこの世の中からエネルギーが足りなくなって、ロボットを動かせなくなった となったらどうでしょうか。
人間は何もできない、たとえ太陽光などで自動発電するシステムが世の中に溢れ返っていても、それが破壊されては何ともなりませんし、それで回復が追いつくとも言えません。
その時に、 人間は自分じゃ何もできない!何をしたら良いのかわからない! そうやって、何もできず人間は次々と息絶えていきます。
そもそも、すべてが自動化されても、どこかで自動化できない部分が生まれてきてしまいます。さらに、その自動化システムを作成したりメンテナンスするのも人間です。ですが、その人間が大幅に減るということは、新しい技術がほとんど生まれなくなる ということですよね。そうなると、発展がなくとても面白味のない世界になってしまいます。
その変化がないと当然環境の変化などにも対応しにくいことでしょうし。あまり現実味のない話ですよね。
僕は、自分で働いてこそ人間だと思います。何も苦労をせず、娯楽だけを求める人生、そんな人生は生きがいがなくつまらないと思います。最初は上手くいっても、バランスが崩れて上手くいかなくなる。僕はそう思います。
最後に編集したユーザー プラム on 2016年8月08日(月) 10:55 [ 編集 1 回目 ]
- MoNoQLoREATOR
- 記事: 284
- 登録日時: 14年前
- 住所: 東京
Re: 完全に衣食住が約束された世界
コメントありがとうございます。
>>へろりさん
共産主義というのは富を全て平等に分配して、服からパンからトマトのヘタ一片まで全く同じものを全ての人に分け与えることを最終目的とする考え方だと私は解釈しているのですが、今回の仮説はそれに当てはまらないのではないかと思います。
今回の仮説では経済活動は自由です。
もっと豊かな暮らしをしたい!もっとおいしいものを食べたい!と考え経済活動を始める人がたくさん出てくるでしょう。
もしかしたらブラック企業以外の会社は存続するのかもしれません。
ちなみに記述していませんでしたが、ある日突然衣食住が約束された世界がやって来たという仮説です。
つまりこの時点でお金を持っている人もいれば持っていない人も居ます。
すなわちこれは生活水準の最低ラインがホームレスから「衣食住のみ」にランクアップしただけです。
上は青天井です。
私は、人間がひたすら堕落していくか、情熱を持った人間によるすばらしいエンターテインメントで満たされる世界か、どちらになるのだろうと考えあぐねていたのですが、人によって両極端なのではないかと思えてきました。
何もやりたいことが無い人はどんどん落ちぶれていきますし、何か作りたいもの・研究したいことがある人は(仕事する必要がない分)豊富な時間を使って没頭できます(私にはこれが魅力的です)。
あるいはものを買いたいけれどお金がない人は働いて、もしくは知恵を絞ってお金を稼ごうとするでしょう。
古代ローマ帝国が崩壊したのは、頑張っても全く意味を成さない社会システムが原因だったのではないでしょうか。
>>へろりさん
共産主義というのは富を全て平等に分配して、服からパンからトマトのヘタ一片まで全く同じものを全ての人に分け与えることを最終目的とする考え方だと私は解釈しているのですが、今回の仮説はそれに当てはまらないのではないかと思います。
今回の仮説では経済活動は自由です。
もっと豊かな暮らしをしたい!もっとおいしいものを食べたい!と考え経済活動を始める人がたくさん出てくるでしょう。
もしかしたらブラック企業以外の会社は存続するのかもしれません。
ちなみに記述していませんでしたが、ある日突然衣食住が約束された世界がやって来たという仮説です。
つまりこの時点でお金を持っている人もいれば持っていない人も居ます。
すなわちこれは生活水準の最低ラインがホームレスから「衣食住のみ」にランクアップしただけです。
上は青天井です。
私は、人間がひたすら堕落していくか、情熱を持った人間によるすばらしいエンターテインメントで満たされる世界か、どちらになるのだろうと考えあぐねていたのですが、人によって両極端なのではないかと思えてきました。
何もやりたいことが無い人はどんどん落ちぶれていきますし、何か作りたいもの・研究したいことがある人は(仕事する必要がない分)豊富な時間を使って没頭できます(私にはこれが魅力的です)。
あるいはものを買いたいけれどお金がない人は働いて、もしくは知恵を絞ってお金を稼ごうとするでしょう。
古代ローマ帝国が崩壊したのは、頑張っても全く意味を成さない社会システムが原因だったのではないでしょうか。
Re: 完全に衣食住が約束された世界
ディストピア作品などではよくある話ですよね。
貧困や経済格差などが解決され戦争もない衣食住が約束された一件平和に見える世界でもそれ故に徹底された管理社会でもあり人権がどこか軽んじられている、というのがその手の作品のお約束です。
最近ではベーシックインカムなんて制度も採用される国が増えてきていて「働くも働かないも個人の自由」みたいな流れが今度メジャーになってくるのでは、と個人的に踏んでいます。
働きたい人間だけが働いて働きたくない人間は最低保障だけで生活する、というような世界です。
コンビニが機械による無人販売所になったり、レストランの料理も寿司屋の寿司も機械に作らせるという時代がいつか来るのかもしれませんが、そういう時代になったときに今度は「人間が労働する」ということ自体に価値が上がっているのではないかと。
「マニュアル通りに接客されるよりその人の思いやりで接客されたい」だとか
「機械に作らせた料理より職人が作ってくれた手作り料理のほうが美味しい」
みたいな需要は今後もあると思いますし、せっかく立派なホテルに宿泊するのにホテルマンに接客されないというのもやっぱ物寂しいです。
山形や函館の温泉街が急にロボットだらけになって人に接客されなくなったら悲しいですし、京都へ行っても舞妓さんがいない、神社へ行っても神主さんも巫女さんもいない、お寺へ行っても住職さんがいない、教会へ行っても牧師さんや神父さんがいない、やっぱそんな世の中は嫌ですよね。少なくとも僕は嫌です。
そういうこと言う人間は今後もずっと一定数はいると思います。
そしてそういった需要がある限り一定数の労働者はおそらく今後も残るのではないかなと思ったり。
もちろん、金銭と経済格差は概念として残っていないと成立し得ない話ですがw
+αのより生活を良くするために金を稼ぎたいという人と、やり甲斐が欲しいみたいな人だけがたぶんそういう世界で仕事をしてくれます。
貧困や経済格差などが解決され戦争もない衣食住が約束された一件平和に見える世界でもそれ故に徹底された管理社会でもあり人権がどこか軽んじられている、というのがその手の作品のお約束です。
最近ではベーシックインカムなんて制度も採用される国が増えてきていて「働くも働かないも個人の自由」みたいな流れが今度メジャーになってくるのでは、と個人的に踏んでいます。
働きたい人間だけが働いて働きたくない人間は最低保障だけで生活する、というような世界です。
コンビニが機械による無人販売所になったり、レストランの料理も寿司屋の寿司も機械に作らせるという時代がいつか来るのかもしれませんが、そういう時代になったときに今度は「人間が労働する」ということ自体に価値が上がっているのではないかと。
「マニュアル通りに接客されるよりその人の思いやりで接客されたい」だとか
「機械に作らせた料理より職人が作ってくれた手作り料理のほうが美味しい」
みたいな需要は今後もあると思いますし、せっかく立派なホテルに宿泊するのにホテルマンに接客されないというのもやっぱ物寂しいです。
山形や函館の温泉街が急にロボットだらけになって人に接客されなくなったら悲しいですし、京都へ行っても舞妓さんがいない、神社へ行っても神主さんも巫女さんもいない、お寺へ行っても住職さんがいない、教会へ行っても牧師さんや神父さんがいない、やっぱそんな世の中は嫌ですよね。少なくとも僕は嫌です。
そういうこと言う人間は今後もずっと一定数はいると思います。
そしてそういった需要がある限り一定数の労働者はおそらく今後も残るのではないかなと思ったり。
もちろん、金銭と経済格差は概念として残っていないと成立し得ない話ですがw
+αのより生活を良くするために金を稼ぎたいという人と、やり甲斐が欲しいみたいな人だけがたぶんそういう世界で仕事をしてくれます。
最後に編集したユーザー せんちゃ on 2016年8月08日(月) 12:20 [ 編集 2 回目 ]
Re: 完全に衣食住が約束された世界
Wikipedia: ナウル
衣食住が完全に約束されているということは,働く必要がないことであり,同じく働く動機がないことでもあります。
その状態を手に入れた第一世代は,そうでない時代を知っているので,その状態が壊れたことのことを予測でき,働き続ける (働けるのであれば) 可能性は高いと思います。
しかし,第二世代以降,そもそも働くことを知らない世代が増えていき,結果として労働という概念自体が消え去るでしょう。
まさにナウルと同じく,「働いて給金を得るという概念自体が無い」世代が出てきます。
衣食住が完全に約束されているということは,働く必要がないことであり,同じく働く動機がないことでもあります。
その状態を手に入れた第一世代は,そうでない時代を知っているので,その状態が壊れたことのことを予測でき,働き続ける (働けるのであれば) 可能性は高いと思います。
しかし,第二世代以降,そもそも働くことを知らない世代が増えていき,結果として労働という概念自体が消え去るでしょう。
まさにナウルと同じく,「働いて給金を得るという概念自体が無い」世代が出てきます。
- 衣食住を提供する側に進化がない場合
→最初のうちはともかく,最終的にはなんら変化の無い平凡な毎日が続く (それを人類が退屈と思うかどうかは不明)。
そして,天災等でインフラに破壊的なダメージを負ったときに,提供機構がそのダメージを十分な速度で修復出来なかった場合,人類は滅亡に向かって一直線でしょう。 - 衣食住を提供する側に進化がある場合
→搾取される側が奴隷に甘んじ続けないのは歴史にあるとおりで,いつか衣食住が提供されなくなるでしょう。
そもそも人類が不要になった世界なわけで,人類は駆逐される運命かと。
- MoNoQLoREATOR
- 記事: 284
- 登録日時: 14年前
- 住所: 東京
Re: 完全に衣食住が約束された世界
>>usaoさん
確かに子供でいる間は衣食住が自動で出てきますね。
でも子供時代って堕落してましたっけ?
私はしてませんでした。
他の人についてはちょっとよくわからないです。
でも子供時代って衣食住だけで満足してましたっけ?
私はしてませんでした。
たぶんほとんどの人が満足してなかったんじゃないでしょうか。
働いてお金がもらえるなら働きたいと思ってたんじゃないでしょうか。
あ、でもほしいものを買ってもらえる裕福な家庭の子供だったらそんなこと思わないですね。
本当に衣食住だけで満足できる人は少ないと思いますし、みんなさらなる豊かさを求めてお金を稼ごうとするんじゃないでしょうか。
すんません北斗さんについてはわかんないっす。
確かに子供でいる間は衣食住が自動で出てきますね。
でも子供時代って堕落してましたっけ?
私はしてませんでした。
他の人についてはちょっとよくわからないです。
でも子供時代って衣食住だけで満足してましたっけ?
私はしてませんでした。
たぶんほとんどの人が満足してなかったんじゃないでしょうか。
働いてお金がもらえるなら働きたいと思ってたんじゃないでしょうか。
あ、でもほしいものを買ってもらえる裕福な家庭の子供だったらそんなこと思わないですね。
本当に衣食住だけで満足できる人は少ないと思いますし、みんなさらなる豊かさを求めてお金を稼ごうとするんじゃないでしょうか。
すんません北斗さんについてはわかんないっす。
Re: 完全に衣食住が約束された世界
>もっと豊かな暮らしをしたい!もっとおいしいものを食べたい!と考え経済活動を始める人がたくさん出てくるでしょう。
ちょっと思ってたのと話が違う感じ.
例えば,おいしいものが食べたければ,何もせずともただただ提供されるのかと思いました.
ほっといても享受できる「衣」と「食」と「住」は,質が微妙ってところですか.
例えば,食えるものは与えられはするけれども.割とおいしくない感じなのでしょうか.
仮に
>ベーシックインカム
の範囲できりつめればまぁ生活できるけどね,とかいう話になったとして,その時に働くかどうか?程度の話に近いのかな.
それだと「(現代のように)馬鹿みたいに心身すり減らしてまで働かなくても」という価値観が一般的になる程度の変化しかなさそう.
結局「お金」とかいうものを労働の対価として獲得しないと欲しいものが手に入らないという仕組みが残っているのでは,「今よりはマシ」程度.
ちょっと思ってたのと話が違う感じ.
例えば,おいしいものが食べたければ,何もせずともただただ提供されるのかと思いました.
ほっといても享受できる「衣」と「食」と「住」は,質が微妙ってところですか.
例えば,食えるものは与えられはするけれども.割とおいしくない感じなのでしょうか.
仮に
>ベーシックインカム
の範囲できりつめればまぁ生活できるけどね,とかいう話になったとして,その時に働くかどうか?程度の話に近いのかな.
それだと「(現代のように)馬鹿みたいに心身すり減らしてまで働かなくても」という価値観が一般的になる程度の変化しかなさそう.
結局「お金」とかいうものを労働の対価として獲得しないと欲しいものが手に入らないという仕組みが残っているのでは,「今よりはマシ」程度.
最後に編集したユーザー usao on 2016年8月08日(月) 15:01 [ 編集 1 回目 ]
- MoNoQLoREATOR
- 記事: 284
- 登録日時: 14年前
- 住所: 東京
Re: 完全に衣食住が約束された世界
>>ノウルさん
なるほど、ノウルさんはエネルギー不足を危惧しておられるのですね。
現実的に考えて、エネルギー不足は発生しません。
それは正に今のこの世界が証明しています。
発電施設はこの地球上に数えきれないほど存在し、一つや二つがダメになっても、それが回復するまで残りの発電施設だけで充分補えます。
確かにどうしても自動化できない部分は残り続けるでしょう。
そこをやってくれる人間が出現し続けるかどうかという問題がありますね。
ただ、新しい技術は生まれ続けるのではないでしょうか。
これって、嫌々やってるわけじゃないと思うんです。
技術革新ってわくわくするじゃないですか。俺が人類を進化させてやる!とか全世界から賞賛を浴びたい!とか考えてる人は沢山居ると思います。
まあ、好みは人それぞれですが。
嫌な仕事をやり続ける人生よりも、おもしろいことをやらかして楽しい時間を過ごす人生の方が輝いていて魅力的で生まれてきた意味があると私は考えています。
いま多くの人々が懸命に働いているのは、第一は生きるためで、その次は家族や友人と楽しい時間を過ごすためだと認識しています。
働くこと自体が生きがいなのは非常に少ないのではないでしょうか。
もし生き残るために体や心を壊してまで働く必要がなくなり、家族や友人と楽しい時間を過ごすためだけに自分の人生を使うことができるのであれば、それは素晴らしいことなのではないでしょうか。
衣食住にお金が必要なければ、1日5時間労働週休3日程の経済活動だけでも、家族や友人と楽しい時間を過ごすのに充分なお金を得ることができると思います。(私の金銭感覚はぶっ壊れてるかもしれません。あと、全く労働なしで楽しい時間を過ごすのは難しいでしょう)
ただ、この仮説世界では労働に対する相対的価値がどうなるか予測が難しいです。
人間による接客の価値が上がった場合は接客業務の賃金がうなぎのぼりでしょうし、そうなると今度は消費者側に回った時にものすごく高いお金を支払わないとサービスを受けられないということになります。
この仮説の世界がやってきたときバランスを取るのは確かに難しそうですね。
なるほど、ノウルさんはエネルギー不足を危惧しておられるのですね。
現実的に考えて、エネルギー不足は発生しません。
それは正に今のこの世界が証明しています。
発電施設はこの地球上に数えきれないほど存在し、一つや二つがダメになっても、それが回復するまで残りの発電施設だけで充分補えます。
確かにどうしても自動化できない部分は残り続けるでしょう。
そこをやってくれる人間が出現し続けるかどうかという問題がありますね。
ただ、新しい技術は生まれ続けるのではないでしょうか。
これって、嫌々やってるわけじゃないと思うんです。
技術革新ってわくわくするじゃないですか。俺が人類を進化させてやる!とか全世界から賞賛を浴びたい!とか考えてる人は沢山居ると思います。
まあ、好みは人それぞれですが。
嫌な仕事をやり続ける人生よりも、おもしろいことをやらかして楽しい時間を過ごす人生の方が輝いていて魅力的で生まれてきた意味があると私は考えています。
いま多くの人々が懸命に働いているのは、第一は生きるためで、その次は家族や友人と楽しい時間を過ごすためだと認識しています。
働くこと自体が生きがいなのは非常に少ないのではないでしょうか。
もし生き残るために体や心を壊してまで働く必要がなくなり、家族や友人と楽しい時間を過ごすためだけに自分の人生を使うことができるのであれば、それは素晴らしいことなのではないでしょうか。
衣食住にお金が必要なければ、1日5時間労働週休3日程の経済活動だけでも、家族や友人と楽しい時間を過ごすのに充分なお金を得ることができると思います。(私の金銭感覚はぶっ壊れてるかもしれません。あと、全く労働なしで楽しい時間を過ごすのは難しいでしょう)
ただ、この仮説世界では労働に対する相対的価値がどうなるか予測が難しいです。
人間による接客の価値が上がった場合は接客業務の賃金がうなぎのぼりでしょうし、そうなると今度は消費者側に回った時にものすごく高いお金を支払わないとサービスを受けられないということになります。
この仮説の世界がやってきたときバランスを取るのは確かに難しそうですね。
- MoNoQLoREATOR
- 記事: 284
- 登録日時: 14年前
- 住所: 東京
Re: 完全に衣食住が約束された世界
残念ながらディストピア作品でよく見られるような設定とはちょっと違います。
表現の自由は保証されたままですし人権ももちろん尊ばれてますし経済活動も自由です。
ちなみに書いてなかったですけど住む場所も自由です。強制的に施設に居住させられるわけではありません。住んでないけどご飯だけ食べに行くとか服だけ貰いに行くといったことも可能です。
あと洗濯やお風呂に入るのも無料で可能です。
生きるために必要なことについては全て無料全自動で提供されると考えていただければ大丈夫です。
ベーシックインカムなんてものが提唱され始めたのですね。これには驚きです。しかしこれは愚策でしょう。ハイパーインフレが目に見えています。
なるほど、「働くも働かないも個人の自由」という流れがきていると。おもしろいです。
確かに生身の人間によるサービスの価値は上がりそうですね。
私も舞妓さんが居なくなるのはちょっと残念に思います。
ただ、そうは言っても風俗嬢やAV女優はその世界でも存続するのか私は非常に心配になってきました。
世の男性にとっては結構深刻な問題だと思うのですがどうでしょう。
てかこの話をここでしてもいいのか心配になってきました。
表現の自由は保証されたままですし人権ももちろん尊ばれてますし経済活動も自由です。
ちなみに書いてなかったですけど住む場所も自由です。強制的に施設に居住させられるわけではありません。住んでないけどご飯だけ食べに行くとか服だけ貰いに行くといったことも可能です。
あと洗濯やお風呂に入るのも無料で可能です。
生きるために必要なことについては全て無料全自動で提供されると考えていただければ大丈夫です。
ベーシックインカムなんてものが提唱され始めたのですね。これには驚きです。しかしこれは愚策でしょう。ハイパーインフレが目に見えています。
なるほど、「働くも働かないも個人の自由」という流れがきていると。おもしろいです。
確かに生身の人間によるサービスの価値は上がりそうですね。
私も舞妓さんが居なくなるのはちょっと残念に思います。
ただ、そうは言っても風俗嬢やAV女優はその世界でも存続するのか私は非常に心配になってきました。
世の男性にとっては結構深刻な問題だと思うのですがどうでしょう。
てかこの話をここでしてもいいのか心配になってきました。