PCって何年も使っているとCPUに塗ってあるシリコングリスがカピカピになって熱暴走
しやすくなる訳ですが、最近のPCは特定の温度(100℃くらい)を一定時間(数分)超え続けると、
マザーボードの方でOSをシャットダウンしてくれて故障から護ってくれます。

購入から5年ほど経ったウチの某PCが、昨年からちょっと負荷の掛かる処理(動画
のエンコード等)を施しただけで2分と持たずに自動シャットダウンしまくりで非常に
厄介だったので、何とか安価で治せないかと100円ショップでシリコングリスの代用品を
探してみた。因みにちゃんとしたCPU専用のグリスは、1,000～2,000円前後します。

色々なジャンルの商品から探して写真のシーリング材を見つけた訳ですが、
『窓ガラス・飼育用水槽・金属製配管OK＆耐熱150℃』だからまず問題は無いだろうと思い、
CPUとCPUクーラーの間にベットリと塗ってやりました。

補修前はCPU静止時で70±5℃前後だったのが、補修後は写真の通り劇的に下がりました。
高級グリスほどの効果はないと思いますが、こんなもんで十分でしょう。

現在、修理から1ヶ月ほどになりますが、特に異常もなく正常に動作しております。
補修材がどんな感じで固まっているのか怖いので、その後状況をまだ一度も見ていません。(笑)
興味のある方は、是非お試し下さい。

尚、この方法を使用して起きた損害につきましては、当方は一切の責任を持ちません。

要は空気よりも熱伝導率が良くて電気通さず腐食性が無ければ問題ないはずなので、これは確かにコロンブスの卵ですね。
今度、ぶっ壊れても大丈夫な方のPCで実験してみます。

> lbfuvabさん

正規のグリスと全く成分比較をしていない【ウルトラAboutな】実験結果ですから、
火災等、くれぐれもお気を付け下さいませ。m(-_-)m



P.S.
室内気温10℃位だと、PCをイジっていない時のCPU温度は35～40℃で推移しています。
動画のエンコード処理も、以前の様にスムーズに行えます。
当該PCは24h電源ONで休止状態とか一切利用していないので、通常の動作上の問題は
ほぼ大丈夫かな？という状況です。