バージョンアップ対策用WebArchive
裏ワザを使う前に、まずは普通にこのソフトウェアを利用してみましょう。
どのようなウィンドウスタイルがあるかを知るために、「WS_」で前方一致検索をしてみます。 「WS_」で前方一致検索をしたはずなのに、WinSock関連のゴミが大量に引っかかってきました。
これは直感的な挙動ではないですね。
次に、このソフトウェアのセットにはdbファイルがあるので、とりあえず「'」で検索してみます。 すると、なぜかエラーになってしまいました。かなり欠陥があるソフトウェアのようですね。
さて、察しのいい人はここまでで裏ワザのコマンドがわかったでしょう。
それでも、裏ワザを紹介していきます。
これ以降のコマンドでは、コンボボックスの設定は全て「前方一致」「#define」にしました。
まずは、最初に失敗した前方一致検索に再挑戦します。 で検索します。 こんどはゴミが引っかからず、きれいな検索結果が得られました。
「WS_*」の部分を変えることで、いろいろな検索ができるでしょう。
ここからは画像を省略します。
次に、知っておくと便利な情報を取得します。 で検索します。
すると、
#define TConst CREATE TABLE TConst (ID INTEGER PRIMARY KEY, Name, Const)
#define TValu CREATE TABLE TValu (ID INTEGER PRIMARY KEY, wxpos, wypos)
この情報を用いると、通常は名前→数値しか検索できないですが、数値→名前の逆引きが可能になります。
例えば、値が0x00001000である定数を検索してみましょう。 で検索します。
結果は
#define AA_A_OPEN $00001000
#define BAUD_14400 $00001000
#define BEGIN_PATH $00001000
#define BF_SOFT $00001000
#define BIF_BROWSEFORCOMPUTER $00001000
#define BINDF_SILENTOPERATION $00001000
#define BS_PUSHLIKE $00001000
#define CBF_FAIL_SELFCONNECTIONS $00001000
#define CERT_CONFIDENCE_HYGIENE $00001000
#define CERT_QUERY_CONTENT_FLAG_PFX $00001000
#define CERT_STORE_LOCALIZED_NAME_PROP_ID $00001000
#define CERT_STORE_MAXIMUM_ALLOWED_FLAG $00001000
さらに、種類と定数を両方指定しての逆引きもできます。例えば、 で検索すると、 と出てきました。
これで、例えばActiveBasicで作ったファイルで、スタイルの数値の意味がわからなくても、調べられますね。
皆様も、この裏ワザを活用して、快適なWindows32 API 定数検索ライフを送りましょう!