ちょー簡単RPG講座8-0 マップエディタ

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softya(ソフト屋)
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ちょー簡単RPG講座8-0 マップエディタ

投稿記事 by softya(ソフト屋) » 14年前

[マップエディタの画面]
EASY-RPG03_02.png
まず、プログラムに取り掛かる前に使用したマップエディタを解説します。
使ったのは前にも書きましたが、有名なPlatinumを使わせて頂きました。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se231004.html

大抵のマップエディタは、画像(マップチップ)を用意してそのマップチップをエディタ上で
パズルのように組み合わせることでマップを描くためのツールです。
出来上がったマップのデータは、マップチップの番号が入った配列データに情報ヘッダをつけて
書き出したバイナリファイルで、これをプログラムで読み込んでマップを表示に使います。

「C言語~ゲームプログラミングの館~の24. 行けない所を作る。~2D~」
http://dixq.net/g/26.html
にある配列とイメージ的には近いですが、1か0しか入っていない配列ではなくマップチップの
番号になると考えてください。

[上画像のマップのマップデータ 16進]

CODE:

3C 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 3C 
3C 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 3C 
3C 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 0C 0C 06 06 0C 3C 
3C 06 06 48 48 48 48 48 06 0C 0C 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 06 48 58 58 58 48 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 06 48 FF 68 FF 48 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 06 48 48 68 48 48 06 06 3B 48 48 48 48 48 06 06 06 3C 
49 06 06 58 58 68 58 58 06 06 48 58 58 58 58 48 06 06 06 3C 
59 06 06 06 06 78 9A 06 06 8A 58 68 68 68 68 48 06 06 0C 3C 
78 78 78 78 78 78 78 78 78 78 68 68 68 68 68 48 06 0C 06 3C 
78 78 78 78 78 78 78 78 78 78 68 68 68 4E 4E 48 06 0C 06 3C 
3C 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3B 68 68 5E 5E 48 06 06 06 3C 
3C 06 06 06 06 06 06 06 06 06 48 48 48 48 48 48 06 06 06 3C 
3C 06 DB FC FC FC DD 06 06 06 58 58 58 58 58 58 06 06 06 3C 
3C 06 EB 8B 8B 8B EB 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 EB 8B 8B 8B 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 EB 8B 8B 8B EB 06 0C 0C 06 06 06 06 06 06 06 06 06 3C 
3C 06 FB FC FC FC ED 06 06 06 06 06 06 06 06 06 0C 0C 06 3C 
49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 
59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 59 
3Cとか49とかがマップチップの番号です。
このマップチップの番号からマップチップ画像の座標を求めて、これを画面に
DrawRectGraph()で書き出します。

こちらがマップチップ画像で例えば3Cだと上から4番目で左から12番目のパーツになりますね。
EASY-RPG03_parts.png
EASY-RPG03_parts.png (48.22 KiB) 閲覧数: 6974 回
このマップエディタは、レイヤー(階層)機能があるので、それを使って3つのレイヤーを使います。
1.マップデータのレイヤー、上で解説したマップチップ番号の入ったレイヤーです。
2.地形の当たり判定レイヤーで、進入禁止を指定します。
3.イベント設定レイヤー。キャラクタの発生ポイントやイベントの発生ポイントを指定します。

この画像がレイヤーを3つ重ねた画像です。
Xマークが歩けない進入禁止マークで、白いところがイベントのポイントです。
platinum.png
ちなみに、このマップはTKOZさんのものと差し替える予定ですので最終的に違うものとなります。
簡単RPGと言いながら、少々本格的なマップを搭載しましたが、マップづくりはRPGの作業の
中でも労力がかかる部分ですのでツールを積極的に活用していきましょう。

と言うことで、次回はプログラムの解説に入ります。

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パコネコ
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登録日時: 15年前

Re: ちょー簡単RPG講座8-0 マップエディタ

投稿記事 by パコネコ » 14年前

おぉ~
ちゃんとしたエディターってこんなのなんだ…
上のバーまで作ったことなかったです…
(今までキーボードの入力だけでやってた…Q~Pまでとか)

マップのパーツきれいですね。
並べたこともなかったです。
(並べるのめんどくさかったんです。どうしてもずれるし…それ用のプログラムまだ作れてないですし…急がないと)

最近コメントはしてませんでしたが(ちょっと苦手な分野が混じってたので)、
拝見させてもらってるのでがんばってください。

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softya(ソフト屋)
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Re: ちょー簡単RPG講座8-0 マップエディタ

投稿記事 by softya(ソフト屋) » 14年前

パコネコさん、別の人の作ったツールは良い面でも悪い面でも色々と参考になるので見ておいたほうが良いんじゃないかと思います。
そう云う意味でもRPGづくりの参考に「WOLF RPGエディター公式サイト 【RPG作成フリーソフト】」なども要チェックです。
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/

>並べたこともなかったです。
>(並べるのめんどくさかったんです。どうしてもずれるし…それ用のプログラムまだ作れてないですし…急がないと)

グラフィック・エディタのedgeだと簡単にマップチップの32x32ピクセルの単位で並べ替えできますね。
このグラフィックは、ツルえもんさんの「たからじま」から頂いたものですが最低限の並べ替えだけedgeで行ないました。
http://www7b.biglobe.ne.jp/uma-casa/index.html
元は16x16のパーツなので実は2倍拡大しています。

>最近コメントはしてませんでしたが(ちょっと苦手な分野が混じってたので)、
苦手なことは遠慮せず質問してくださいね。解説しますので。