客「ここの印字文字検査装置ではあまりNGを出したくないんだよね。」

私「はぁ・・・」

客「3分の1くらい欠けて、もう判別できないってレベルのものだけをNGとして落とせたらいいんだ。」

私「なるほど。」


そして・・・納品後



（数ドット欠けただけの充分に判別できるOKになったログ画像を見ながら・・・）
客「これ、なんでNGで落ちてないの？」

私「え？」

客「え？」





ってな話がありましてね。

実際、OCR（文字読取りツール）でも100点満点中の87点という高得点をマークしとる訳ですよ。
こんな高得点のものをNGにしてたら、ちょっと印字が歪んだ程度のものでもガンガンNGにしてしまいますがな！って感じでｗ

ていうかね、3分の1欠けたらNGって、議事録にも残ってるしさ。
3分の1欠けたらって事は、100点満点なら閾値は66点でいい訳ですよ。

え？

としか言いようがなかったですよね。
そこまで厳密にみたいのならば、1文字ずつパターンマッチングで位置・回転・アスペクト比を出して、マスター画像との差分・・・とかやるしかないと思うんだけど、そこまでやると計測時間内におさまらないしなぁ・・・。
かといって、閾値を上げるのも上記の理由で無理だし・・・詰んだか？（苦笑）

ぶっちゃけ、無理なもんは無理なんだよー。

いるいるこういう人。　ダブルスタンダード技能取得者って往々にして立場的に上の人の場合が多くて、ホントストレス。

その通り、かなり立場が上の人。エスパーですか？ｗ

お偉い方同士の会合とかで余計なことを覚えてきて、うちでもやってみんべ、なんて言い出すのはよくあることですよね。