ちょっと検索してみましょう。
[search=google]PDF ダウンロード[/search]
はい、「PDFファイルの閲覧には、Adobe Readerが必要です。」という嘘が書かれたページがもりもり出てきますね。
中には、PDFのプリントのみにAdobe Readerが必要とするサイト
http://www.info-toyama.com/loculture/download.html
PDFのダウンロード自体にAdobe Readerが必要とするサイト
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/authors/gta
Adobe ReaderまたはAcrobat Readerが必要と、申し訳程度の選択肢を用意しているサイト
http://www.mitsuke-ta.com/site_policy/usepdf.html
など、色々なパターンがありますが、全部大嘘です。
これはみんなAdobe Readerのステマ、もしくはアカマ(あからさマーケティング)をしているに違いありません。

しかし、全てのサイトがこんな嘘を書いているわけではありません。
http://csr.yahoo.co.jp/pdf/index.html
ここは、Adobe Readerを入手するためのリンクがありステマをしていますが、
「PDFを閲覧するにはAdobe Readerが必要」という嘘は書かれていません。
http://www.unicef.or.jp/library/library_pdf.html
ここは、PDFの閲覧について余計なことは何も書かれていないようです。
ただ、そのままではPDFを閲覧できない環境の人にとっては少し不便かもしれません。

http://www.nenrei-hayami.net/download.html

pdf形式のファイルを開くためにはadobeの「Adobe Reader」等が必要となります。お使いのパソコン等にPDFファイルを開くアプリケーションやツールがない場合は、Adobe Reader等をダウンロードして設定して下さいますようお願い致します。

「Adobe Reader『等』が必要」としていて、情報が間違っていません！
さらに、PDFを開くソフトが無い場合はAdobe Reader「等」をダウンロードしてください、とあり、
きちんと条件の場合分けもできています！中には無条件で「Adobe Readerをダウンロードしてください」と書いてあるサイトもある中、
これは非常にいいことです！
ただし、1点だけ残念なのは、Adobe Reader等の「何」が必要なのか書かれていないことです。
この文面だけでは、Adobe ReaderなどのAdobe製品(Photoshopとか？)をダウンロードして…というように捉えることもできそうです。
もちろん、本当はAdobe Reader等の「PDFビュアー」が必要なのですよね。

以上の点を踏まえて、私は次のような文言を提案します。

PDFファイルの内容を閲覧するには、PDF形式に対応した閲覧ソフトが必要です。
PDFファイルの内容を閲覧したいのに開けない場合は、PDF閲覧ソフトをインストールしてください。
PDF閲覧ソフトの一例として、Adobe Readerが無料で利用できます。
Windows、Mac、Linuxをお使いの方は、こちらからダウンロードできます。http://get.adobe.com/jp/reader/
スマートフォンをお使いの方は、お使いのアプリマーケットで「Adobe Reader」で検索し、入手することができます。

Windows 7にはすでに「Adobe Reader X」がすでにインストールされているのでダウンロードする必要はありません。閲覧も問題なくできます。

naohiro19 さんが書きました:Windows 7にはすでに「Adobe Reader X」がすでにインストールされているのでダウンロードする必要はありません。閲覧も問題なくできます。

それは違うよ！
うちにあるWindows 7が入ったパソコンには、Adobe Reader 9が入っています。
もし最初からAdobe Reader Xが入っているなら、わざわざバージョンを下げる理由は見当たりません。

ウィンドウズアプリがウィンドウズでしか動かないというのも嘘ですよね。
でも動くか動かないかを提供側が確認して情報提供する義務を課せられるのはたまったものではないと思いますが。

naohiro19 さんが書きました:Windows 7にはすでに「Adobe Reader X」がすでにインストールされているのでダウンロードする必要はありません。閲覧も問題なくできます。

Windows 7とAdobe Readerは製造元が違うのだから、「すでに入っている」前提で話を進めるのはおかしいと思いますが。

ISLe さんが書きました:でも動くか動かないかを提供側が確認して情報提供する義務を課せられるのはたまったものではないと思いますが。

まったく同意(^^;

ISLe さんが書きました:ウィンドウズアプリがウィンドウズでしか動かないというのも嘘ですよね。
でも動くか動かないかを提供側が確認して情報提供する義務を課せられるのはたまったものではないと思いますが。

私は「動くか動かないかを提供側が確認して情報提供する義務を課したほうがいい」なんて言っていません。
余計なことは書かなければいいのです。

例えばウィンドウズアプリだったら、

作者がテストした環境
・Windows ○○　CPU　△△　RAM □□GB
・Windows ●●　CPU　▲▲　RAM ■■GB
動作すると推測される環境
・Windows ◎◎以降のWindows OS
・CPU ▽▽GHz以上
・RAM ◇◇GB以上
wineなど、その他の環境で動作するかはわかりません。

などのように書けばいいのではないでしょうか。

純正品インストールして使え＝余計なことは書かない、ではないですか？
「Windowsを使ってて閲覧ソフトは既に入っているはずなのに見れないのはどうしてだ？」という問い合わせが増える可能性はあるはずです。

動くか動かないか不明だとしても言及すれば個別の問題に対応しなければいけなくなります。
ネットでWineで動くというのを知ってウチでも動かしたいどうすれば良いか
PDFを見れるというフリーソフトを入れたけど見れないのだがなぜだ
といった問い合わせに対し個々に対応することになればサポートのコストは跳ね上がります。

互換ソフトに対しては一切合切対象外とするのはごく一般的な対応だと思いますが。