みけCATのにっき(仮)
つれづれなるまゝに、日くらし、PCにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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Dev-C++JPの簡単な改造

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みけCAT
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Dev-C++JPの簡単な改造

投稿記事 by みけCAT » 13年前

私は普段日本語化されたバージョンのDev-C++を使用しているのですが、
なぜかgccとg++のファイル名を変更できなくて困っていました。
オプションを書き換えても、再起動すると戻ってしまいました。
(私の環境では)C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Localにあるdevcpp.iniを見てみると、

CODE:

gcc.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932=gcc.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932
g++.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932=g++.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932
というテキストが大量に書き込まれていました。
そう、Windowsのiniファイルは、どうやらスペースを含むキーを読んでくれないようです。

これは、exeファイルの中のキー名を書き換えなければいけないと思いました。
バイナリエディタで見てみると、ありました。
「gcc.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932」
「g++.exe -finput-charset=cp932 -fexec-charset=cp932」
という文字列が。しかもそれぞれ1個しかないので、おそらくキー名とデフォルト値を兼ねているのでしょう。
※この文字列はUnicodeで書かれていました。
めんどくさいので、この文字列を「gcc.exe」「g++.exe」で切ってしまいましょう。
具体的には、バイナリエディタで空白(0x20)を0x00に書き換えます。
ついでに、チェックサムもつけてみました。
書き換えた場所は、以下の通りです。

CODE:

000158をD9
000159をD9
00015Aを35

226DEAを00
22EA34を00
※バージョンによってオフセットが異なる場合があります。
書き換える前のexeのMD5は56D5923C034078388BD1A7DEAED0E94Fです。

これでできあがりです。
無事、gccとg++のファイル名の変更を保存してくれました。

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