単位くれる気がない件

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GRAM
記事: 164
登録日時: 14年前
住所: 大阪

単位くれる気がない件

投稿記事 by GRAM » 14年前

今日微積の試験があったんですよ。

まぁもともとドSな先生なのであんまテストに期待はしてなかったんですけど、ちょっとぐらいは優しい所もあるかなぁ~と思ってたんですね。
せめて1問ぐらいちょっとは手が出る問題あるかなぁ~みたいな。

で、テストが始まって、準教授が黒板に文字を書く
問1
R4の以下の領域Dを考える
D:={x1,x2,x3,x4| xi>0,Σxi≦1(1≦i≦4)}

この時f(x1,x2,x3,x4)=x1x22x33x44

の最大値を求めよ
は~い、来ました。いきなりグラフが5次元!想像もできない~。
せんせ~、授業でやってた時は最大でも4次元だったじゃないですか~


…ま、そんな問題もありますよね。だってあの準教授「ドS」で有名ですし
よし、次々。
問2
次のR3の領域Dであらわされる立体の…
な~んだ立体なら3次元だよね~よし、この問題はもらった!
重心を求めよ
D:={x,y,z|a(x2+y2)≦z≦bx+c,a>0,4ac+b2>0}
・・・ちょい!
重心とか講義で一回も触れてねーだろ!
しかも何気に、放物面を斜めの平面で切り取ってやがるしw

…よし、次の問題!
問題は以上
…(;゚Д゚)
そりゃいくらなんでもないでしょw
え~50点50点!
(1)(2)とかもないの?!

とか半分絶望に打ちひしがれてたらその準教授が話し始める
「ま、今回の問題は相当簡単なので、すぐ終わるでしょ。
40分したら退室していいのでさっさと済ませてください~。」


教室にいる一同∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)…(数秒後室内爆笑)
まぁ相当簡単なのは置いといてすぐ終わることは間違いないようでした。
少なくとも問題の理解を諦めるのに5分はかからなかったですね。

さ~て単位が楽しみだw
(実は問1は40分位に天使が舞い降りてきて、結構いけましたけどw)
この人は前期も
円周率が3.1415≦π≦3.1416であることを証明せよ
とか無茶ぶりだったんですよね~

何が言いたいかっていうと、あんまりやたらと人のやることに簡単簡単と言うなという事w

taketoshi
記事: 222
登録日時: 14年前

Re: 単位くれる気がない件

投稿記事 by taketoshi » 14年前

こういう教員が私の大学にも居ました。
生徒に総スカンを喰らい。学生課に猛烈な抗議があり。
最後の授業が教員からの別れの言葉でした。ふと思い出してしまいました。

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a5ua
記事: 199
登録日時: 14年前

RE: 単位くれる気がない件

投稿記事 by a5ua » 14年前

問1に挑戦してみました。

ラグランジュの未定乗数法を使う。
X = (x1, x2, x3, x4)とする。

g(X) = x1 + x2 + x3 + x4 - 1 = 0
を導入し、

h(X; L) = f(X) - L g(x)
の極値を求める。

以下の連立方程式が得られる。
∂h/∂x1 = x22x33x44 - L = 0 (1)
∂h/∂x2 = 2x1x2x33x44 - L = 0 (2)
∂h/∂x3 = 3x1x22x32x44 - L = 0 (3)
∂h/∂x4 = 4x1x22x33x43 - L = 0 (4)
∂h/∂L = -g(X) = -(x1 + x2 + x3 + x4 - 1) = 0 (5)

(1)~(4)より
L = x22x33x44 = 2x1x2x33x44 = 3x1x22x32x44 = 4x1x22x33x43
xi > 0 なので、
x2 = 2x1
2x3 = 3x2 ⇒ x3 = 3x1
3x4 = 4x3 ⇒ x4 = 4x1

(5)より、
10x1 = 1

∴ x1 = 1/10, x2 = 1/5, x3 = 3/10, x4 = 2/5
∴ max f(X) = 27/9765625
最後に編集したユーザー a5ua on 2011年1月26日(水) 20:57 [ 編集 1 回目 ]

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GRAM
記事: 164
登録日時: 14年前
住所: 大阪

RE: 単位くれる気がない件

投稿記事 by GRAM » 14年前

a5ua さんが書きました:問1に挑戦してみました。

ラグランジュの未定乗数法を使う。
X = (x1, x2, x3, x4)とする。

g(X) = x1 + x2 + x3 + x4 - 1 = 0
を導入し、

h(X; L) = f(X) - L g(x)
の極値を求める。

以下の連立方程式が得られる。
∂h/∂x1 = x22x33x44 - L = 0 (1)
∂h/∂x2 = 2x1x2x33x44 - L = 0 (2)
∂h/∂x3 = 3x1x22x32x44 - L = 0 (3)
∂h/∂x4 = 4x1x22x33x43 - L = 0 (4)
∂h/∂L = -g(X) = -(x1 + x2 + x3 + x4 - 1) = 0 (5)

(1)~(4)より
L = x22x33x44 = 2x1x2x33x44 = 3x1x22x32x44 = 4x1x22x33x43
xi > 0 なので、
x2 = 2x1
2x3 = 3x2 ⇒ x3 = 3x1
3x4 = 4x3 ⇒ x4 = 4x1

(5)より、
10x1 = 1

∴ x1 = 1/10, x2 = 1/5, x3 = 3/10, x4 = 2/5
∴ max f(X) = 27/9765625
ふふふっ甘いのですよw
なぜならx1 + x2 + x3 + x4≦1が条件だからです
ラグランジュの未定乗数法を使うためには、まず最大値をとるために領域の境界Dρ上に解が存在することを示さなくてはなりません。
まぁそれ自体は領域の内部で最大値をとるとした場合の矛盾を導けばいいですけどね!
答えは恐らくあってます。(でないと泣くw)

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C権化
記事: 14
登録日時: 14年前

Re: 単位くれる気がない件

投稿記事 by C権化 » 14年前

難しいとわかりながらも、簡単といって、できない様子を
楽しむというやなやつですね。さっぱりだったら
指さして「なんだあの汚いものは!」とか
いって見てもおもしろかったかもしれませんw

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lbfuvab
記事: 72
登録日時: 14年前

Re: 単位くれる気がない件

投稿記事 by lbfuvab » 14年前

πの値はガウスの相加相乗平均によるアルゴリズムでなんとかなるかもしれませんね。
√2はニュートン法で精度良く定まります。
atan(1)やπ^2 / 6から攻めるのは時間的に無理臭いです。
・・・まぁ、鬼畜には違いないですね。。。

問一ですが、普通にラグランジュの未定乗数法でやったのであえなく討ち死にしましたorz
えげつないなぁ・・・