2.5 アラートダイアログを表示する


　Androidではwindowsのようにダイアログを表示することも出来ます。
まず、簡単なアラートダイアログの使い方から紹介します。
本章のサンプルを実行した結果は以下のようになります。



アラートダイアログはこのようなダイアログを指します。

作り方ですが、まず

1. アラートダイアログビルダーでダイアログの設定をあれこれ決める
2. ビルダー.create() でダイアログを生成する

という手順でダイアログを作ります。

ビルダーによる設定は

1. タイトルをセット
2. メッセージをセット
3. ボタンのセット(イベントリスナーの登録)

が最小限の設定です(順不同)
他にも細かな設定が出来ますが、ここでは省略します。

それではサンプルプログラムをご覧ください。
setPositiveButtonメソッドで、OKボタンのクリックリスナーを登録している点、
setNegativeButtonメソッドで、NGボタンのクリックリスナーを登録している点に注目して下さい。
(setNaturalButtonというメソッドもあります)

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public class AndroidsCastleActivity extends Activity {
    @Override
    public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        
        final AlertDialog.Builder builder = new AlertDialog.Builder(this);
        builder.setTitle("タイトル");        // タイトルを設定
        builder.setMessage("メッセージ");    // メッセージを設定

        builder.setPositiveButton("OK", new DialogInterface.OnClickListener() {
            @Override
            public void onClick(DialogInterface dialog, int which) {
                Log.d("Sample","OKを押した");
            }
        });

        builder.setNegativeButton("NG", new DialogInterface.OnClickListener() {
            @Override
            public void onClick(DialogInterface dialog, int which) {
                Log.d("Sample","NGを押した");
            }
        });

        AlertDialog dialog = builder.create();    // ビルダーの設定でダイアログを作る
        dialog.show();            // ダイアログを表示
    }
}

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ボタンを押したら押した旨のメッセージがログに表示されたら成功です。
登録するボタンは１つでもいいし、Naturalボタンを追加しても良いです。

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