Androidプログラミングの館

1.7 簡単なメッセージダイアログを表示しよう

　前章のログ出力の仕組みはアプリを使っているユーザーには見えません。
ユーザーから見えるログの表示の仕方を今回紹介します。

とは言え、ダイアログを作ってそれを表示し、イベントを拾ってそれを消すなんて仕組みを作るのは一苦労です。
しかし、Androidには「Toast」と呼ばれる、一行で書けるログ表示の仕組みが存在します。
ここではこの Toast を使ってログを表示してみましょう。

Toastを使ってログを表示するには

Toast.makeText( this, "ログ", Toast.LENGTH_LONG ).show();

このように書きます。
"ログ"に好きなメッセージを書けばOKです。
"LENGTH_LONG" は表示する時間を表しています(LONGは4秒)。
短い時間表示したい時は "LENGTH_SHORT" とします(SHORTは2秒)。

それでは onCreate() に追加してみましょう。

public class SampleActivity extends Activity {
    @Override
    public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        setContentView(R.layout.main);

        Toast.makeText(this, "アプリが起動しました", Toast.LENGTH_LONG).show();
    }
}

実行結果

このようにログが表示出来たら成功です。

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