先ほどとりあえずゲームを人に遊んでもらえるようにしました。
しかし、このままではゲームに使っているファイルをすぐに見られてしまいますし、
ファイル数が多くなったとき、圧縮・解凍に時間がかかります。
そこで、DXライブラリに同梱されているアーカイバでフォルダを一つのファイルにしてみましょう。
DXライブラリをダウンロードして、展開し、「Tool」>「DXArchive」と進んだところにある「DxaEncode.exe」を使います。
先ほどの「ゲーム」フォルダにある「画像」フォルダをこの「DxaEncode.exe」の上にドロップして下さい。
すると・・
「画像.dxa」というファイルが生成されました。
これは「画像フォルダ」を一つのファイルにしたものです。ですから「画像」フォルダは削除して構いません。
これで改めて「GameProg.exe」をダブルクリックして下さい。
きちんと素材が読み込めてゲームが起動したはずです。
どうでしょう、今度はフォルダが1つのファイルになったので、圧縮・解凍が速くなり、
DXライブラリのことを知らないユーザーから見ると、何のファイルか一見分からなくなりました。
但し、DXライブラリのアーカイバを使う時は、DXライブラリの関数を使ってファイルにアクセスしなければなりません。
例えば、ファイルオープンなどにfopenは使えません。
DXライブラリにファイルアクセスの為の関数がそろっているので、もしC言語の標準関数を使っている人は、
こちらを参考にして修正して下さい。
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